メールアドレスに届いていた連絡を放置したことで、思わぬトラブルを招くことはよくある。特に独自ドメインで作成したメールアドレスは、相手も信頼を置いて連絡してくるため、かならず対応しておきたい。独自ドメインのメールアドレスに届いたメールに対して、自動的に返信したり、別のメールアドレスに転送する仕組みを、「お名前.com」とZOHOメールの組み合わせで構築してみよう。 独自ドメインで作成したメールアドレスが、放置状態になっている人はいないだろうか。 例えば、あるプロジェクトに向けて、独自ドメインのメールアドレスを作成したものの、その計画が頓挫。しかし、メールアドレスは公開してしまっているため、突然消すわけにもいかず、さりとて毎日チェックするのも煩わしい。 そんなときは、届いたメールの内容によって自動的に返信を行ったり、普段使っているメールアドレスに転送する仕組みを作るのがオススメ。ZOHOメール

独自ドメインのメールアドレスは、作るだけでなく管理が大変。「お名前.com」とZOHOメールの組み合わせなら、無料で独自ドメインのメールアドレスを作成し、さらに届いたメールに自動的に返信させることが可能。また、指定のメールを普段使っているメールアドレスに転送させることもできる。独自ドメインのメールアドレスに届いたメールにも、万全のケアが行えるのだ。 前回の記事では、「お名前.com」でメールアドレス用の独自ドメインを取得し、ZOHOメールで無料アカウントを作成するところまでを解説した。 今回はその続き。まずは独自ドメインの所有権の確認作業を行おう。これは利用する独自ドメインの持ち主が、本当に利用者であることを証明するための設定だ。ZOHOメールの指定するCNAMEレコードもしくはTXTレコードを、「お名前.com」のDNSレコードに設定すればOK。30分〜1時間ほどで認証が行われる。 この

メールアドレスを複数所有していると管理が大変だ。せっかく独自ドメインを使ってメールアドレスを作成しても、放置状態になって大事なメールを見逃すようでは意味が無い。目の行き届かない独自ドメインのメールアドレスは、届いたメールに自動的に返信させる仕組みを作っておこう。 独自ドメインのメールアドレスを作成し、普段使いのメールと併用しているという人もいるはずだが、メールアドレスの数が多くなると管理が大変。 特に、終了したプロジェクトや更新の止まったサイトなどの連絡先に設定していると、つい存在を忘れがちだが、そんなときに限って重要なメールが舞い込んでいたりする。 そこで、届いたメールに対して自動的にメールを打ち返す仕組みを構築しよう。ZOHOメールなら、無料で独自ドメインのメールアドレスを作成できるし、さらに、そのアカウントに届いたメールに対して、あらかじめ決めておいた文面を自動返信する機能を備えてい

ドメインを購入したものの、上手い使い道が見つからず、手放したくなることはよくある。しかし、ただ契約期間が切れるのを待っていても、購入に費やしたお金は戻って来ない。そこで、今所有しているドメインを売却できる「お名前.com ドメイン売買サービス」を利用しよう。手持ちのドメインをオークション形式で、ほかのユーザーに売りに出すことが可能だぞ。 ■ 不要な所有ドメインをオークションで売却する 「お名前.comドメイン売買サービス」は、自分が所有しているドメインを他のユーザーに売りに出せるサービスだ。販売方式を選べんで出品できるので、買い叩かれる心配はない。それどころか、近い将来、需要が高まりそうなドメインを早めに確保しておくことで、元値より高額で売却できる可能性もある。 販売方式は、シンプルな「オークション形式」、指定の金額を提示したユーザーに売却する「即決価格」、価格をユーザーと交渉して決める「

スマホで撮った写真をインスタグラムに投稿して楽しんでいる人は多いはず。しかし、インスタは友達との写真共有には便利だが、自分の撮った写真を並べてアルバムやポートフォリオのように使うのには不向き。インスタに投稿するとウェブにも同じ内容が自動アップロードされるポートフォリオサイトを作ってみよう。 ■ インスタとブログにスマホで撮った写真を同時にアップする インスタグラムは、国内外のミュージシャンやスポーツ選手、セレブが積極的に活用する、今一番注目を集めているSNS。スマホで撮った写真を共有するSNSだが、豊富なフィルターによって、何気なく撮った写真を印象的な雰囲気にできるのが魅力だ。 しかし、SNSだけに「閉じている」部分があるのが気になるところ。せっかく写真を公開しても、インスタグラムを使っていない人の目に触れる機会はほとんどないし、ITに詳しくない人に写真を見せようとすると、使い方の説明に多

前回記事でご紹介したように、インスタグラムの写真を、ウェブでオープンに公開するなら、Tumblrと連携するのがベスト。もちろん、Tumblrは独自ドメインを使って、自分のサイトと一発で分かるようにしておきたい。今回は、Tumblrに独自ドメインを設定し、そこにインスタグラムにアップした写真が、自動的に投稿されるように設定するぞ。 前回の記事で独自ドメインを取得しTumblrに設定したら、今後は「お名前.com」側でDNSレコードの設定を行う。TumblrのDNSレコードは「66.6.44.4」と非常に覚えやすい数字の組み合わせとなっている。この数字を、取得した独自ドメインのDNSレコードを「Aレコード」にして設定すればOK。そのドメインにアクセスすると、自分が作成したTumblrのサイトが開くようになる。 独自ドメインのTumblrのサイトが公開されたら、後はインスタグラムとの連携だ。スマ

今、一番勢いのあるSNSといっても過言ではないインスタグラム。スマホで撮った写真をガンガン共有してフォロワーに見せているという人も多いはず。しかし、インスタのスマホ用アプリは一覧性が低く、SNS外部の人に見せるには不向き。インスタの写真が自動的に共有される、写真公開用の独自ドメインのサイトを作るのがオススメだ。 ■ インスタの写真を見やすいサイトで公開する 写真系SNSで圧倒的な人気を誇るインスタグラム。スマホから撮った写真を加工して共有するなら最強のソーシャルアプリだが、パソコン版のサイトは単に撮った写真が並んでいるだけでイマイチぱっとしない。検索エンジンにもヒットしにくく、ソーシャルの外部にいる人に見つけてもらえる可能性は低い。そこで、インスタグラムに投稿した写真を、自動的に別のオープンなブログに公開するシステムを構築しよう。 「お名前.com」で独自ドメインを取得し、Tumblrと連

テイラー・スウィフトなどの海外の有名人が、自分の名前のドメインを買い集めているというニュースが話題になったが、有名人でなくても名前の独自ドメインは重要。勝手に変なサイトを作られると信用に関わるからだ。子供が生まれたら、先んじて独自ドメインを確保しておくのがオススメ。「子供の名前」の独自ドメインの取得から活用方法までを解説するぞ。 ■ 取りそこなうと後悔しがちな「子供の名前」の独自ドメイン 有名人が、自分の名前のドメイン名の確保に苦労しているという話題が、海外のニュースを賑わせている。ドメインは、先に取得した人に所有権があり、例え本人であったとしても、他人が持っているドメインを強制的に取り上げることは不可能。そのため、有名人が自分の名前でサイトを開設したい場合、そのドメインを先に取得していた持ち主に大金を払って、ドメインを買い取ることになる。 これは有名人でなくても事情は同じ。自分の名前のド

子供が生まれたときに、子供の名前の独自ドメインを取得する親が世界的に増えている。子供の名前のドメインで変なサイトを作られると困るし、子供が有名になったときに、いざドメインを取ろうと思っても、取得が難しい可能性があるからだ。子供の名前のドメインを確保して、成長記録を残すオンラインアルバムを構築する手法を解説するぞ。 ■ 子供の名前の独自ドメインは成長記録アルバムとして活用すべし 前回の記事では、子供の名前の独自ドメインを「お名前.com」で取得するところまでを解説した。 取得した独自ドメインは、そのまま持ち続けて、子供が大きくなったタイミングでプレゼントしてもいいが、それまで何も使わずに維持しておくのはもったいない。せっかくなので、子供に関係する写真を保存しておけるウェブアルバムとして、家族や親類の間で共有できるようにしておくといい。 スマホやタブレットにカメラ機能が搭載されてからというもの

独自ドメインの世界で、意外と需要があるのが「名前」だ。米国では、テイラー・スウィフトが自分の名前のドメインを買い集めて話題となった。また、中国では子供が誕生したら、その子の名前のドメインを確保する親が増えている。先に取っておかないと、なくなってしまうのが独自ドメイン。子供が生まれたら、その子の名前の独自ドメインを取得しておこう。 ■ 子供の名前の独自ドメインを確保しておくべし 独自ドメインで、早めに確保しておいて損がないのが「名前」だ。実は人名に関するドメインは、かなり激しい争奪戦が繰り広げられている。 その理由の1つが、個人のブランディングだ。米国のミュージシャン、テイラー・スウィフトが 「taylorswift.adult」や「taylorswift.porn」といった自身の名前のドメインを買い集めているというニュースがあったが、これは自分の名前の入ったURLで、勝手にいかがわしいサイ

トップレベルドメインには「.com」を選んでおけばいい……という時代は過去のもの。今は多彩なトップレベルドメインがあるので、用途に応じたものを選ぶべきだ。「お名前.com」では10月30日まで、「麻雀.club」や「動画.club」等の人気の「日本語.club」ドメインをオークションで独占提供中。使い勝手のいい「.club」で強力なドメインを入手するチャンスだ。 ■ ここでしか入手できない貴重な「日本語.club」が大集合！ 多彩なトップレベルドメインが利用できるようになり、「.com」や「.jp」といった定番のドメイン以外の注目度も高まっているが、その中でも使い勝手の良さで人気なのが「.club」ドメインだ。スポーツクラブ（例：「テニス.club」「フィットネス.club」）から夜の遊び場まで、「クラブ」と呼称されうる団体やグループであれば、何に使っても自然な間口の広いドメインだ。 「お

ウェブサイトやウェブサービスを作ろうと、一念発起して独自ドメインを取得したものの、そのまま実現には至らず放置状態になってはいないだろうか。せっかくの独自ドメインを眠らせておくのはもったいない。「ドメインパーキング」を使って、利用していない独自ドメインから広告料を得られる仕組みを作ろう。 ■ 使っていない独自ドメインに「ドメインパーキング」を設定する 将来サイトやサービスを開設しようと、気に入った独自ドメインを確保したものの、なかなか形にならずに放置している……という場合には、「ドメインパーキング」を利用しよう。未使用の独自ドメインのページに広告を表示する機能で、訪問者が広告をクリックすると、広告料がドメイン所有者の元に入ってくる。使いみちのない独自ドメインでも、ドメインパーキングを設定しておけば、表示された広告がクリックされる度にお金を稼いでくれるのだ。 「お名前.com」では、取得したド

未使用の独自ドメインのページに、広告を表示することで広告料を得られる「ドメインパーキング」。今回は、「お名前.com」で取得した独自ドメインにドメインパーキングを設定し、広告を表示する手順を解説する。専門的な知識は一切必要なし。誰でもすぐに設定できるぞ。 ■ 独自ドメインのページに広告を表示するには？ 前回の記事では、「お名前.com」で独自ドメインを取得するところまでを解説した。今回は、取得した独自ドメインに、「ドメインパーキング」を設定しよう。 ドメインパーキングの設定は、「ドメインNavi」の「オプション設定」から行う。初回設定時のみ、本人確認のためのクレジットカードの確認が行われる。独自ドメインの取得の際に利用したクレジットカードがある場合は、それを選択すればOK。未登録の場合は、利用可能なクレジットカードの情報を入力しよう。 本人確認が完了したら、あとは広告を表示させたい独自ドメ

いつか利用するつもりで、気に入った独自ドメインを確保している人は多いはず。しかし、実際にサイトやサービスを立ち上げるに至らず、放置状態になっていないだろうか。使っていないドメインは「ドメインパーキング」を利用すれば、広告料が自動的に入ってくるようになるぞ。 ■ 未使用ドメインを有効活用する「ドメインパーキング」 独自ドメインは、欲しいものがすぐに手に入れられるわけではない。どんなに欲しいドメインでも、ほかの人が先に取得していた場合、その人が手放すまでは原則的に入手不可能。そのため、将来的に使う見込みのあるドメインは、思い立ったときに即、確保しておきたいところだ。 しかし、そのうち使うつもりでドメインを入手したものの、実際に運用するには至らずに、何年も放置状態になっている……というのはありがちなケース。そこで、使っていないドメインのページを有効活用する「ドメインパーキング」を利用しよう。 「

【まとめ】Gmailと同等のウェブ型メールクライアントを自前で用意 「Rainloop」で独自ドメインのメアドを管理しよう メールクライアントにGmailを利用している人は多いはず。様々なメールアドレスをまとめて管理できるのが便利なサービスだが、情報漏洩が問題になったり、データが一定量以上になると有料になったりと、必ずしも快適とはいえない。こういった制限なしにGmailと同じ機能を利用できるのが「Rainloop」だ。 ■ Gmailに依存しない完全独自のウェブメールクライアントを構築する 「Rainloop」はウェブサービス型のメールクライアントだ。既存のメールアドレスを登録することで、ウェブ上からメールの管理や送受信が行える。Gmailとの違いは、自分でサーバーに導入する点。セキュリティ面での不安や容量上の制限がないし、広告も表示されないので、スッキリした画面で利用できるのが特徴だ。

Gmaiのようなオンラインのメールクライアントを自分のサーバーに用意できる「Rainloop」。容量制限も情報漏洩のリスクもなしに、複数のメールアドレスを1つの画面から管理できるようになる。2回目となる今回は、「お名前.com」で作成したメールアドレスや外部のメールサービスのアドレスを、Rainloopに設定する方法を解説しよう。 前回の記事では、「お名前.com」で独自ドメインを取得してレンタルサーバーを登録し、そこに「Rainloop」をインストールするところまで解説した。今回は、登録したレンタルサーバーで独自ドメインのメールアドレスを作成し、Rainloopにそのメールアドレスを登録して、実際に利用できるようにしてみよう。 「お名前.com」では、独自ドメインで共用サーバーSDに登録すると、独自ドメインのメールアドレスを複数発行できる。「お名前.com」では、このメールアドレスの管理

メールクライアントとしては圧倒的な支持を集めているのがGmail。あらゆるメールを1つの画面から管理できる便利なサービスだが、セキュリティや容量の面で不安があるのも事実。そこで、Gamilそっくりの機能を自分でサーバーに導入できるサービスとして注目を集めているのが「Rainloop」だ。 Gmailは、オンライン型のメールクライアントサービス。独自のメールアドレスを発行できるほか、複数のメールアドレスを登録して1つの画面で管理できることから、いくつもメールアドレスを併用している人にとって欠かせないサービスとなっている。 しかし、Gmailにも欠点がある。例えば容量制限。Gmailを無料で利用できるのは総容量15Gバイトまで。それ以上になると有料コースを契約しなければならない。また、セキュリティ面でも不安が残る。過去にGmailから個人情報が漏洩したこともあり、100％信頼できるサービスとは

新たに独自ドメインのウェブサイトを立ち上げるとなると、様々な手間がかかる。特にサイトを、独自ドメインと紐付ける設定作業は大変だ。ストレージサービスのDropboxを使えば、サーバーを使わず超お手軽に無料でウェブサイトを構築できるぞ。 ■ DropboxにHTMLファイルを作成してウェブサイト公開 独自ドメインのウェブサイトを構築する手段はいくつもあるが、どれもサーバーを用意して独自ドメインとDNSレコードで連携させる、という手順では共通している。サーバーは基本的に月額料金がかかるし（無料の場合は広告が表示される）、DNSレコードの設定は複雑で、おまけに設定が反映されるまで時間がかかる。 独自ドメインのサイトを最速かつお手軽に立ちあげたい……そんな場面では、Dropboxを利用するのがオススメだ。Dropboxはファイルをオンライン保存するストレージサービスだが、「Public」内のファイル

Dropboxで構築したウェブサイトは、無料で構築できるのも魅力だが、加えて、設定方法が非常にシンプルなのもメリット。ネットワークの複雑な設定が不要で、設定した直後から独自ドメインのウェブサイトを全体に公開できる。5分程度の作業時間でチャチャッとサイトを公開したいときのベストな選択肢となるだろう。 前回の記事では、「お名前.com」で独自ドメインを取得し、Dropboxに「index.html」ファイルを作成するところまで解説した。今回は「お名前.com」のURL転送機能を利用して、Dropbox内の「index.html」に独自ドメインのURLからアクセスできるようにする。 設定方法は非常に簡単。独自ドメインのURL転送機能に、Dropboxの「index.html」のURLを登録するだけ。DNSレコードの設定も不要なので、設定の浸透に時間がかかることもなく、即座にウェブページがインター