エボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカのギニア南東部の村で、エボラ熱に関する啓発セミナーを開催しようとしていた地元政府の職員や記者ら計8人が住民らに襲撃されて行方不明になり、その後に遺体で見つかった。ロイター通信などが18日、ギニア政府報道官の話として伝えた。 殺害されたとみられ、うち3人はのどを切り裂かれていたという。被害者らは16日に村に到着した際に投石を受け、行方が分からなくなった。 地方の感染地域では、政府や外国の支援団体がエボラ熱を拡散させていると信じる住民がいて、活動を妨害するケースが相次いでいたが、殺害まで発展するのは異例。 世界保健機関(WHO)によると、ギニアでは14日までに、疑い例も含め、エボラ熱に942人が感染し、うち601人が死亡した。(共同)
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