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  • 細川氏が正式出馬表明 ワクチンの即時中止公約に 市長選 | 西日本新聞me

    福岡県久留米市の医師、細川博司氏(61)が24日、佐賀市長選(10月10日告示、17日投開票)に、無所属で立候補すると正式に表明した。同市長選への出馬を表明したのは細川氏で7人目となる。 同市内で開いた会見で細川氏は、新型コロナウイルスのワクチン接種とPCR検査、マスク着用の即時中止▽発達障害予防に取り組む▽佐賀市と糸島市をトンネルでつなぐ▽予防医学に重点を置く病院設置-などを公約に掲げた。「新型コロナは科学的根拠がない、人工ウイルスだ」などと独自の主張を展開した。 過去に診療報酬の不正請求で、厚生労働省から1カ月の医業停止処分を受けたことについては「反省している」と話した。 細川氏は山口県宇部市出身で大分医科大大学院修了。2006年から久留米市で開業している。 (米村勇飛)

    細川氏が正式出馬表明 ワクチンの即時中止公約に 市長選 | 西日本新聞me
  • 光回線4ヵ月たっても2万件がつながらない 工事遅延のNTT西に強まる不満「無責任」 | 西日本新聞me

    NTT西日のインターネット光回線サービスで5月中旬、顧客管理システムのトラブルが発生し、累計6万件の設置工事が遅延、4カ月たった今も約2万件が遅れている。生活インフラといえるネット回線利用が数万件単位で長期にわたって影響を受けるのは異例という。西日新聞「あなたの特命取材班」に相次いで寄せられた声をきっかけに判明した。...

    光回線4ヵ月たっても2万件がつながらない 工事遅延のNTT西に強まる不満「無責任」 | 西日本新聞me
  • 維新「司書はAIで代替可能」

    拡大 学校司書の配置増を求める国会決議に反対し「司書の仕事AI人工知能)にとって代わられる」(中央)などとした日維新の会の文書 学校図書館で子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案に、与野党で唯一、日維新の会が「近い将来、司書の仕事人工知能AI)で代替可能になる」と反対し、臨時国会(9日閉会)への提出が見送られていたことが19日分かった。 2015年施行の改正学校図書館法で「努力義務」とされた学校司書の配置は全体の半数程度にとどまっている。このため「文字・活字文化推進機構」が働き掛け、衆参両院で全会派が了承した形での決議案提出を目指していた。 維新の浅田均政調会長は取材に「人件費増に直結する『司書の配置促進』は『改革』の名に値しない」と文書で回答した。

    維新「司書はAIで代替可能」
  • 「お前と一緒に沈められねえだろ」退陣表明前夜、“2A”から首相に三くだり半 | 西日本新聞me

    同じ神奈川県選出で信頼する麻生派の河野太郎行政改革担当相を要職に起用できないか―。だが、麻生氏は声を荒らげた。「おまえと一緒に、河野の将来まで沈めるわけにいかねえだろ」 首相は説得を試みたが、麻生氏は最後まで首を縦に振らなかった。 もう1人、首相の後ろ盾である安倍晋三前首相にも党人事への協力を求めたが“三くだり半”を突き付けられた。首相が「孤立」した瞬間だった。 一夜明けた3日午前11時半、自民党部8階。居並ぶ党幹部を前にした首相は静かに目を閉じた。事務方が用意した「党役員人事は6日に行う」という書類には目を落とさず、こう言葉を絞り出した。 「1年間、コロナ対策に全力を尽くしてきた。総裁選を戦うには相当のエネルギーを要する。総裁選は不出馬とし、コロナ対策を全うしたい」

    「お前と一緒に沈められねえだろ」退陣表明前夜、“2A”から首相に三くだり半 | 西日本新聞me
  • 炭鉱の閉山とともに役目を終えた幸袋線 | 西日本新聞me

    運炭の残像 筑豊線130周年企画① 幸袋(こうぶくろ)線は、国鉄が全国約2万キロの路線の中から淘汰(とうた)を進めた赤字路線で最初に廃止された。1969年12月7日に最後の列車が走った。線路跡は今、地域に欠かせない生活道路だ。 沿線では、日鉄鉱業二瀬鉱業所が63年1月まで操業し、現在の飯塚市と嘉麻市にまたがっていた。旧鎮西村の潤野(うるの)鉱そばで育った郷土史家の梅田一正さん(70)=飯塚市=は「幸袋線はもともと石炭輸送のためにつくられ、生活や移動の足としての存在感は薄かった。炭鉱の閉山とともに役目を終えた」と指摘する。 筑豊興業鉄道が若松-直方間で走り始めた3年後の1894(明治27)年12月、小竹-幸袋間が開業。99年には幸袋から潤野(のちに二瀬)へ、途中の分岐点から高雄二鉱(旧二瀬町)に近い伊岐須へ延伸。1909年には貨物支線が潤野から中央鉱(旧穂波町)があった枝国へ伸び、さらにその

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  • 野村被告「脅しや報復の意図ない」 「後悔するよ」発言、弁護人が説明 | 西日本新聞me

    特定危険指定暴力団工藤会トップで総裁の野村悟被告(74)が、死刑判決を言い渡した福岡地裁の裁判長に「後悔するよ」と異例の発言をしたことについて、野村被告の弁護人は26日、報道陣の取材に応じ、野村被告が「脅しや報復の意図ではない。言葉が切り取られている」と説明していることを明らかにした。 接見した弁護人によると、野村被告は発言の報道内容に驚き、「公正な裁判を要望していたのに、こんな判決を書くようじゃ、裁判長として職務上、『生涯、後悔するよ』という意味で言った」と話した。「私は無実です」と改めて訴えたという。 野村被告は24日の判決言い渡し後、裁判長に「なんだこの裁判は。全然公正やない。全部推認、推認。あんた生涯、このこと後悔するよ」と発言。無期懲役の判決を受けたナンバー2で会長の田上不美夫被告(65)も「ひどいな、あんた」と述べた。 発言を受け、福岡県警は司法関係者などへの保護対策を強化して

    野村被告「脅しや報復の意図ない」 「後悔するよ」発言、弁護人が説明 | 西日本新聞me
  • 工藤会トップが控訴 「脅しや報復の意図ない」法廷での発言を釈明 | 西日本新聞me

    判決不服として控訴 特定危険指定暴力団工藤会トップで総裁の野村悟被告(74)が死刑判決を言い渡した福岡地裁の裁判長に「生涯、このこと後悔するよ」などと発言したことに関して、野村被告の弁護人は26日、報道陣の取材に応じ、野村被告は「脅しや報復の意図ではない。言葉が切り取られている」という趣旨の説明をしていることを明らかにした。弁護人は野村被告が25日、判決を不服として控訴したことも明らかにした。 野村被告は、24日の判決言い渡し後、裁判長に「なんだこの裁判は。全然公正やない。あんた生涯、このこと後悔するよ」などと発言した。無期懲役の判決を受けたナンバー2で会長の田上不美夫被告(65)も「ひどいな、あんた」と述べた。福岡県警は「司法関係者に危害が及ぶ恐れがある」と判断し、これまで以上に警戒を強化していた。

    工藤会トップが控訴 「脅しや報復の意図ない」法廷での発言を釈明 | 西日本新聞me
  • 「これでトップまでいける」工藤会壊滅作戦、異例の捜査が突破口 | 西日本新聞me

    落日の工藤会 トップ極刑判決 市民を襲撃したとして、特定危険指定暴力団「工藤会」のトップに死刑が言い渡された。警察の「壊滅作戦」が始まってから7年。異例の捜査と公判、地域への影響を検証する。

    「これでトップまでいける」工藤会壊滅作戦、異例の捜査が突破口 | 西日本新聞me
  • 野党4党「通年国会」を要求

    立憲民主党など野党4党の幹事長・書記局長は16日、国会内で会談し、新型コロナウイルス感染の再拡大に備えるため、今国会の会期を12月28日まで延長すべきだとの認識で一致した。立民の福山哲郎幹事長は記者団に「通年国会の意味合いだ」と説明。政府、与党は応じず、会期末の17日に閉会する見通しだ。 会談後、立民の安住淳国対委員長が自民党の森山裕国対委員長に延長要求を伝達した。野党は17日に大島理森衆院議長へ正式に申し入れる。申し入れは、同日の衆院議院運営委員会で与党の反対多数により否決される運びだ。

    野党4党「通年国会」を要求
  • 「選挙の顔、務まらない」 渦巻く「菅離れ」若手・中堅が不安視 | 西日本新聞me

    自民党総裁選を巡り、各派閥の結束が揺らぎだしている。菅義偉首相の再選支持の立場を示す派閥領袖(りょうしゅう)に対し、党内の若手・中堅を中心に「首相では衆院選を戦えない」と不安視する声が渦巻いているからだ。党内7派閥のうち、5派閥が雪崩を打って首相支持に回った昨秋の総裁選から様相は一変。各派閥は情勢を見極めながら慎重に態度を決定することになりそうだ。 「菅はだめだ」「(首相支持を)派閥が強制はできない。俺は強制されない」 26日、二階派(47人)の在京議員懇談会は、会長の二階俊博幹事長が欠席だったこともあり、怒号が飛び交った。二階氏が派としての首相支持を独断で決めたことへの批判や、「丁寧な手続きを踏むべきだ」との要望が相次いだという。 すんなり首相支持でまとまったのは石原派(10人)のみ。最大派閥の細田派(96人)、第2派閥の麻生派(53人)、竹下派(52人)は、いずれも会長が首相支持の姿勢

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  • 資金力でのし上がった野村被告 トップ就任後、工藤会の凶悪事件相次ぐ|【西日本新聞me】

    実家は裕福な農家で6人きょうだいの末っ子だった-。野村悟被告(74)は過去の公判で自身の生い立ちをこう説明した。父は北九州市内に田んぼや山林を多数所有し、約30年前に母が亡くなった際には7億円を相続したという。 暴力団に加入したのは1972年ごろ。知人によると、暴力団抗争の際には札束を詰めた箱を差し出し、仲間の組員に「好きなだけ持っていけ」と、資金力を見せつけたエピソードが語り継がれている。80年ごろからは賭場を開帳し、「最高で1日2億円を稼いだ」と公判で語った。会の内情に詳しい捜査関係者は「豊富な資金を背景に組織内でのし上がった」と話す。 2000年に会の事実上のトップに就任し、絶大な権力を掌握。直接話ができるのは一握りの幹部で、ある組員は「末端にとっては雲の上の存在」。野村被告宅は「家」と呼ばれ、「部屋住み」や「当番」の組員が身の回りの世話をした。公判で組関係者が証言に立つ際、被告に

    資金力でのし上がった野村被告 トップ就任後、工藤会の凶悪事件相次ぐ|【西日本新聞me】
  • 「酌量の余地皆無」工藤会トップに死刑判決 ナンバー2は無期懲役|【西日本新聞me】

    市民や元警察官が襲撃された4事件で殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)トップで総裁の野村悟被告(74)と、ナンバー2の会長田上不美夫被告(65)の判決公判が24日、福岡地裁であった。足立勉裁判長は、野村被告を4事件の首謀者と認定した上で「組織的に市民を襲撃した犯行の動機、経緯に酌むべき余地は皆無」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。田上被告は無期懲役(求刑無期懲役と罰金2千万円)とした。両被告は控訴する方針。 指定暴力団トップへの極刑判決は初とみられる。両被告の関与を示す直接的な証拠がない中、判決は、既に分かっている事柄から事実はこうだろうと認める「推認」を重ねた検察側の主張を広く認める形となり、今後の暴力団捜査への追い風となる可能性がある。 両被告が起訴されたのは(1)元漁協組合長射殺(1998年)(2)元福岡県警警部銃撃(2012年

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  • 自宅療養で死亡の男性、猫は無事保護 ペットの「その後」に残る壁 | 西日本新聞me

    新型コロナウイルスに感染した男性が「の預け先がない」と入院をためらい、自宅療養中に死亡した熊市の事例が、インターネット上で「人ごとじゃない」と注目を集めた。気になるのはの「その後」。市によると、所在不明だったが無事発見され、今後新しい飼い主を探す手続きに入る。ペットの預け先となるのは動物病院や家族、知人だが、費用負担の大きさや二次感染への恐怖心から、二の足を踏むケースも少なくないようだ。 「自分が同じ状況になったら、きっと同じ選択をする」「明日はわが身」。男性の事例が報道されると、ツイッターにはこんなコメントやリツイート(転載)が相次いだ。「ちゃんが心配」との声も多かった。 市などによると、男性は1人暮らし。13日に陽性と確認され、保健所は入院を勧めたが、男性は「の預け先がない」と拒否。19日になって連絡が途絶えた。 は室内で飼われていたとみられるが、19日に警察や消防が駆け付

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  • 「恐怖支配」突き崩した88人の証言 執念の説得、原点に苦い記憶 | 西日本新聞me

    「なんだこの裁判は。全然公正やない。あんた生涯、このこと後悔するよ」 特定危険指定暴力団工藤会の総裁野村悟被告(74)は、死刑判決を言い渡した足立勉裁判長を真っすぐ見据え、はっきりとした口調で言い放った。会長の田上不美夫被告(65)も「ひどいな、あんた。足立さん」。裁判長が「退廷してください」と命じても野村被告は不満を口にし続けた。 野村被告は24日午前10時前、黒のスーツ姿で福岡地裁101号法廷に入った。補聴器を調整しながら「(音量を)上げとかないかんですね」とつぶやいた。 休憩を挟み約6時間にわたって判決が読み上げられる間、野村被告はしきりに傍聴席に目をやり、ハンカチで手を拭うなど落ち着かない様子。「巨額の利権獲得をもくろんだ」「執拗(しつよう)かつ強固な金銭欲」。裁判長の言葉に、何度も首をかしげた。 午後4時半すぎ、福岡拘置所(福岡市)に野村被告らを乗せたとみられる護送車が戻ると、待

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  • 【ドキュメント】工藤会トップ判決 「こんな裁判あるんか」 | 西日本新聞me

    【ドキュメント】工藤会トップ判決 「こんな裁判あるんか」 2021/8/24 9:44 (2021/8/24 20:35 更新) 全国唯一の特定危険指定暴力団のトップと、検察による「全面対決」の行方は―。市民の襲撃を組員に指示したとして、殺人や組織犯罪処罰法違反の罪に問われた「工藤会」総裁の野村悟被告らの判決が8月24日、福岡地裁で言い渡されました。動きをドキュメント形式でお伝えします。 ◆  ◆ 【最新】午後4時ごろ、死刑判決を言い渡されると、野村被告は「公正な判断をお願いしたんだけど、全部推認、推認。こんな裁判あるんか。あんた、生涯、この事後悔するよ」と足立勉裁判長に向かって強い口調で発言した。無期懲役を言い渡された田上被告は「ひどいな、あんた、足立さん」と述べた。裁判長は2度、「退廷してください」と求めた。 工藤会の「壊滅作戦」を進めてきた福岡県警の野村護部長は判決について「あくま

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  • 「きれいだよ」 女性が見知らぬ男から声かけられる 福岡市中央区薬院4丁目の店舗内|【西日本新聞me】

  • 「バッグのひもが胸に当たっています。触ってもいいですか」 女性が見知らぬ男から声かけられる 福岡市中央区の路上|【西日本新聞me】

  • 自宅療養中の50代男性死亡 「猫の預け先ない」入院拒否 | 西日本新聞me

    市は20日、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だった50代の男性会社員が死亡したと発表した。基礎疾患があることなどから保健所が入院を勧めたが人が拒否。軽症だったこともあり、保健所の判断で自宅療養を認めていた。自宅療養中の死亡例は熊県内では初めて。 市によると、男性は1人暮らし。13日に陽性と確認され、保健所が健康観察していた。16日午後、血中酸素濃度が低下していたことなどから保健所が男性に入院を勧めたが、「ペットのの預け先がなく入院したくない」「入院は最後の手段。具合が悪いときは連絡する」と拒否していたという。 保健所は男性と協議し、19日以降に外来を受診して必要と判断されれば入院すると合意。だが、19日朝以降、男性と連絡がつかなくなり、同日夜、保健所の連絡を受けた警察官が室内で倒れている男性を発見した。市は「大変重く受け止めている。連絡が途絶えてから訪問までの時間を短縮する

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  • 精神障害、かなわぬ「復員」 肥前療養所に長期入院 | 西日本新聞me

    〈敗色濃くなる戦争末期、兵力不足の中で来は徴兵を免除されただろう知的障害者も兵に取られた。戦争が長期化すると、戦場の恐怖や上官の制裁などで精神疾患になる兵士が増え、知的障害者にも二重障害になる人があったという。戦争によって精神障害になった兵士たちを受け入れるために、肥前療養所=現在の肥前精神医療センター、佐賀県吉野ケ里町=の建設が進められ、終戦後の1945年10月に開設された〉 事の時、患者さんの口から血が出ていたので「どうしたの」って見ると、体温計をかみ割っていました。自殺願望があったのでしょうか。心の中で戦争は終わってなかったと思うと気の毒です。傷の手当てぐらいしかできませんでした。 〈手塚ツタヱさん(84)=同県神埼市=は46年4月、付属看護婦養成所の1期生となり、実習を重ねて看護師になった。当時、特効薬はなく頭に通電する電気ショック療法が主な治療。同期生(83)も振り返る〉 電

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  • 「キャンセルになったらしゃれにならない」空港無料PCRの利用低迷 | 西日本新聞me

    夏休み期間中の新型コロナウイルス対策として、政府が羽田など全国の主要6空港から搭乗する人を対象に実施しているPCR・抗原定量検査が低調だ。行き先が福岡と北海道、沖縄方面の便で、希望した人が無料で受けられるが、利用率は4%に満たない。制度の周知不足に加え、陽性と結果が出たときは搭乗できない仕組みなどが背景にある。 「帰省、旅行を極力控えてもらい、やむを得ず帰省する場合も検査を受けてほしい」。西村康稔経済再生担当相は10日の記者会見で、コロナ「第5波」が都市部から地方へ広がるのをい止めるため、搭乗前の無料検査を利用するよう改めて呼び掛けた。 この検査は、7月20日~8月31日に「羽田」「成田」「中部」「大阪(伊丹)」「関西」「福岡」の6空港から搭乗し、北海道、沖縄県内と福岡空港に向かう人が対象。(1)出発当日、空港ブースで受けて30分で結果が分かる抗原定量検査(2)事前に、都内の繁華街にある

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