メルコホールディングスは10月11日、同社の子会社でPC向け周辺機器などを手がけるバッファローを吸収合併することを発表した。合併期日は2025年4月1日を予定しており、合併後の商号(会社名)は「バッファロー」となる予定だ。 メルコホールディングスとは? メルコホールディングスは、バッファローや、PCパーツなどの卸売などを手がけるCFD販売などを擁する「メルコホールディングスグループ」の中核会社だ。 バッファローは「メルコ」として1978年8月に設立された。2003年10月、同社は純粋持ち株会社としてメルコホールディングスを設立し、その傘下に入った。その際に、メルコは商号を現在のバッファローに改めている。 吸収合併の経緯 メルコホールディングスは「森の経営」を標榜して、複合的な長期成長企業群となることを目指してきた。その一環として、経営者同士が親族関係にあった食品メーカーのシマダヤを2016