青森県は9日、東北電力東通原発1号機(東通村)の重大事故を想定した県原子力防災訓練を同村などで行った。原発の半径5~30キロ圏内から車で避難しようとする住民に対し、引き返して「屋内退避」するよう求める交通規制の訓練を初めて実施。道路網が脆弱(ぜいじゃく)な下北半島の渋滞対策の側面もあるが、あくまで口頭での「要請」にとどまるため、対象住民への周知と実効性担保が課題として浮かび上がった。
県の第三セクター・青い森鉄道(本社・青森市)の東直樹社長は20日、県と同市が青い森セントラルパーク(同市浦町)への新駅整備を検討する方針を示したことについて、「乗客の増加で増収が図られることから、非常に期待している」との見解を述べた。新駅設置が決定した場合は「積極的に協力する」とした。
青森県五所川原市が、同市と中泊町間を運行する「津軽鉄道」への支援策として行っている固定資産税の課税免除を、従来の3年間延長から1年限りの延長にとどめることに決めた。人口減少とともに利用者が減る中、市が抜本的な経営改革を迫った形だが、津鉄側は「精いっぱいできることをしている」と訴え、両者の考えの溝は埋まっていない。市は2024年度、津鉄の経営改善計画の達成度合いによってはさらなる延長には応じない姿勢で、津鉄は試練に立たされている。
青森県八戸市の八戸水産高校の3年生が今月、課題研究の授業中に、同市鮫町の八戸漁港(恵比須浜地区)で熱帯魚を見つけた。木村文昭教諭(52)が同市の水産研究・教育機構水産資源研究所八戸庁舎に確認したところ、八丈島や小笠原諸島、神奈川県から九州南岸の太平洋沿岸などに生息するフウライチョウチョウウオと判明した。同校生徒が熱帯魚を捕獲したのは初めてという。
青森県八戸市の駅弁製造・販売業「吉田屋」の駅弁が原因の食中毒で、八戸市保健所は16日午後、原因を公表した。米飯の製造を委託した県外業者から注文時の指示書より高い温度の米飯を受け入れたため、冷却するまでに原因となった菌が増殖した可能性があるなどと推定した。同保健所は吉田屋に改善を指導した。
NHK広島放送局が原爆被害を伝えるため運用しているツイッターが、在日コリアン差別をあおっていると批判を浴びている。22日、市民数人が広島市の同局前で抗議に立ち「ヘイトをやめろ」「不用意な投稿を消せ」と訴えた。 ツイッターは「もし75年前にSNS(会員制交流サイト)があったら」との設定で「1945ひろしまタイムライン」と題し3月に始まった。原爆投下の前後に書かれた被爆者らの日記などを基にした投稿を続けており、評判を呼んでいる。 問題となったのは、当時中学1年生の少年が、広島から埼玉県へ移動中だった8月20日につぶやいたという想定の投稿。「朝鮮人だ! 大阪駅で戦勝国となった朝鮮人の群衆が、列車に乗り込んでくる!」「誰も抵抗出来ない。悔しい…!」などの内容に対し「注釈もなく報道機関がこうした投稿をすれば、差別を正当化する」などの批判が起きている。 同局は批判を受け、21日にホームページで「当時の
真っ赤に開く傘を背に、笑顔がはじける津軽手踊りの少女―。今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品だ。撮影された10日後に自殺した青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)だと審査後に判明し、主催した黒石よされ実行委員会が一転、内定を取り消していた。遺族は17日、撮影者から提供を受けていた作品を本紙に公開。また、氏名を葛西りまさんと公表した。
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