仏パリ(Paris)のケ・ブランリー美術館(Musee du Quai Branly)で開催中の「作られた未開人(the invention of the savage)」展に展示されている、19世紀のボトクト(Botoduco)人の頭部模型(2011年11月28日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【11月29日 AFP】仏パリ(Paris)のケ・ブランリー美術館(Musee du Quai Branly)で28日、「作られた未開人(the invention of the savage)」展が開幕した。かつて欧州各国の植民地から連れてこられた先住民たちが、動物のように見せ物にされた歴史と向き合う展示会だ。 20世紀半ばまでアフリカやアジア、オセアニア、アメリカ大陸の先住民は「未開人」と呼ばれ、このことが植民地支配の残虐性を正当化する1つの根拠になっていた。 この展示会では先住
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