[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手フェイスブックは、数々の疑問に対する答えを出しつつある。一方でライバル企業は解答を見つけられていない。 大手ハイテク企業の第2・四半期業績はほとんどが予想を下回った。その中にはデスクトップパソコン(PC)向けソフトウエアの巨人で、モバイル化の動きの犠牲者筆頭であるマイクロソフトも含まれる。対照的にフェイスブックは携帯機器をてこに成長を続けている。第2・四半期の売上高は前年同期比53%増の18億ドルと、増収率は昨年5月の新規株式公開(IPO)以来最大になった。そしてさらなる追い風の要素がある。 携帯機器経由でフェイスブックにアクセスする人の数は力強く増え続けている。月間利用者数11億5000万人のうち、8億人強がスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末経由だ。さらに重要なのは、フェイスブック
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