安全に走行できるはずの高速道路や自動車専用道路ですが、地方都市を中心に費用の削減や整備の遅れなどから、対向車線の車とセンターラインを隔ててすれ違う「対面通行」の区間がいくつも残っています。対向車とすれ違うたびに「怖い」と感じる人も多いのではないでしょうか。今、こうした対面通行の高速道路などで衝突事故が相次いでいます。 今月に入っても事故は続いています。北海道の道東自動車道では、乗用車が対向車線にはみ出してトラックと正面衝突するなど4台が絡む事故になり、1人が死亡、2人がけがをしました。 先月(11月)、秋田県大仙市の秋田自動車道で、対向車線にはみ出した乗用車が前から来た車と衝突して大学生2人が死亡したほか、徳島市の徳島自動車道でもはみ出した車がトラックと衝突するなどして男性1人が死亡しました。 今月に入っても事故は続いています。北海道の道東自動車道では、乗用車が対向車線にはみ出してトラック