燃料税反対デモで680人超拘束=暴徒化、1人死亡-仏 2018年12月03日00時23分 1日、パリのオランジュリー美術館近くで、炎上する車両の前でフランス国旗を掲げる「黄色いベスト運動」のデモ参加者(AFP時事) 【パリ時事】フランスで1日、政府の自動車燃料税の増税方針などに反対して行われた大規模デモで、内務省は2日、治安部隊を含む260人以上が負傷、680人以上が拘束されたと明らかにした。南部アルルではデモ隊の道路封鎖による渋滞の列で追突事故が起き、男性1人が死亡した。 パリでは暴徒化した一部のデモ参加者が警察車両に放火して銃器を奪い、店舗の窓ガラスを破壊。シャンゼリゼ通り周辺では信号機や街灯が破壊され、路上に止められた車両が放火された。市内各地で黒い煙が立ち上り、パリは混乱に包まれた。治安部隊は放水車と催涙ガスで暴徒に対応し、デモに参加した看護師の女性(47)はAFP通信に「革命のよ