ブックマーク / blog.tatsuru.com (2)

  • 維新と加速主義 - 内田樹の研究室

    ある講演会で大阪の維新政治15年の総括を求められた。行政、医療、教育、どれをとっても大阪市府の現状は高い評点を得られるものではない。だが大阪での維新の人気は圧倒的である。なぜ政策が成功していない政党を有権者は支持し続けるのか。 維新政治に批判的な人たちは有権者が維新政治の実態を知らないからだという解釈を採っている。大阪のメディアが維新の広報機関と化しているので、有権者は維新政治が成功していると信じ込んでいる。だから、真実を知らしめれば、評価は一変するはずだと言うのである。そうだろうか。私は違うような気がする。 大阪の有権者は大阪で何が起きているかちゃんと知っているのだ。それは日の未来を先取りしているということである。大阪は実は「トップランナー」なのである。 公務員は減らせるだけ減らす。行政コストは削るだけ削る。社会福祉制度のフリーライダーは一掃する。学校教育では上位者の命令に従うイエスマ

    aneet
    aneet 2023/04/17
    本物の加速主義ってOpenAIのサム・アルトマンみたいなのだと思うぞ。AGIを実現してベーシックインカムでみんな生きようみたいなやつ。
  • 比較敗戦論のために - 内田樹の研究室

    2019年度の寺子屋ゼミは「比較敗戦論」を通年テーマにすることにした。 どうしてこのようなテーマを選ぶことになったのか。それについて姜尚中さんとのトークセッションで語ったことがある。 そのときの講演録を再録しておく。講演があったのは2016年 今回の「比較敗戦論」というタイトルは、問題提起という意味でつけました。特に僕の方で用意した結論があるわけではありません。ただ、歴史を見るときに、こういう切り取り方もあるのだというアイディアをお示ししたいと思います。 「比較敗戦論」という言葉は『永続敗戦論』(太田出版 二〇一三年)の白井聡さんと対談をしまたときにふと思いついたのです(この対談はその後、『日戦後史論』(徳間書店、二〇一五年)というにまとまりました)。 『永続敗戦論』での白井さんの重要な主張は「日人は敗戦を否認しており、それが戦後日のシステムの不調の原因である」というものでした。「

    aneet
    aneet 2019/03/28
    そうかなと思うところもないわけではないけども面白かった。
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