「単発」図書館利用者講習の有効性<文献紹介> Elizabeth R. Spievak; Pamela Hayes-Bohanan. Just Enough of a Good Thing: Indications of Long-Term Efficacy in One-Shot Library Instruction. The Journal of Academic Librarianship. 2013, 39, p. 488-499. 大学生の情報リテラシーや図書館利活用スキルの獲得,向上には継続的に講習やワークショップを受講できる環境が提供されていることが理想的である。しかし北米の大学図書館では時間や予算,人員の都合で,図書館員が授業に招かれておこなう出張講座のような形式の「単発」の利用者講習を提供しているだけのことも多い。では,このような「単発」講習はどれほど効果的なのだろうか
先週、受け付けや図書の選定といった主な業務を大手書店などに委託する大学図書館の現状を紹介したところ、関係者から多くの声が寄せられた。 「うちは、館長以外は全員ヨソの人」と苦笑するのは、関東の私立大教授。「自ら学ぶ学生」を育てようと、授業の課題などをグループ学習できるスペースを図書館に設けたが、資料を助言できる職員もおらず、今や昼寝場所だという。 かなり前に委託した関西の有名私大の場合、元図書館職員が「最近の職員の資質から、(委託は)当たり前」と言い切る。勤務時間中、ただ受付に座っている。仕事は目録作りだけ……。そんな元同僚の姿を思い出し、「大学改革の嵐の中、目の前の仕事しかしない職員は『不要』と言われても仕方ない」と。 一方、国立大学の関係者は「委託などあり得ない」と言う。図書館は教育・研究の中心で、知と学びの質を高めるのに「委託では困難」と学長や教職員たち。 国立に手厚く予算を配分する国
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く