そこらのスーパーカーよりもインパクト絶大なクルマたち クルマの第一印象を決定づけるのは、何といっても「顔」だ。カーマニアならデザイン以外にも、スペックやハンドリング、ボディ剛性など様々な要素がファーストインプレッションになり得るが、強烈に個性的なフロントマスク、つまり変顔は老若男女すべての脳裏に焼き付いて離れなくなる。 また、変顔グルマは酷評される一方、普通に美しいクルマよりもはるかに印象が強く、万人の記憶に残りやすいため、その意味では勝ち組といえなくもない。 今の時代は空気抵抗や歩行者保護などの安全性を徹底追求せざるを得ないため、突拍子もない変顔グルマは出現しにくくなっているが、過去を振り返ると「歴史的な変顔グルマ」として称える価値のあるクルマは少なくない。ここではその代表作を思い出してみよう。 ①【光岡・オロチ】 世界で唯一の「ファッションカー」というコンセプトから生まれた奇跡の一台。
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