スマートフォン(スマホ)は携帯電話の世界的な潮流ではあるが、フィーチャーフォン、いわゆるガラケーの新機種も毎年、地道に発売されている。例えば、NTTドコモは昨年、パナソニックと日本電気(NEC)の端末を発売し、今年の夏はシャープと富士通の新機種を発売する。今後も毎年、2メーカーが登場するサイクルが続いていきそうだ。 ガラケーメーカー関係者によれば、「ガラケー利用者は、スマホ利用者と比較すると買い替えサイクルが長いため、特定メーカーが2年に1度しかモデルチェンジをしなくても、十分にユーザーニーズに応えられる」という。現在、ガラケーの買い替えサイクルは4~6年が一般的だという。スマホは1~2年で買い替えられるといわれているのと比べると、大きく違うことがわかる。 これらのガラケー新機種は、ドラスティックに機能アップしているわけではないのだが、やはり新機種でないと、ユーザーの購買意欲を獲得できない