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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (159)

  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

    ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア
  • 【動画】深海魚のヌタウナギ、驚異の7つの異能力

    「背骨のないグネグネした海の底の生き物」というと失礼に響くかもしれないが、ヌタウナギには人間を圧倒するほどの個性的な能力がいくつもある。 ウナギに似た細長い体には心臓が複数あり、目は退化していて、捕者を粘液で撃退する見事な防御能力と、自分自身の体で結び目を作る鮮やかな攻撃能力が備わっている。(参考記事:「ヌタウナギの目は「退化」、退化で新たな力を得た動物たち」) 口ひげを生やしたこの深海の住人は、世界に80種近く分布している。米カリフォルニア州チャップマン大学の生物学者ダグラス・ファッジ氏によると、多くは小型の無脊椎動物を狩ったり、海底の死骸をあさったりしているという。 チリのビオビオ州で最近、ヌタウナギを捕獲してその姿に驚いた漁師たちが、岩の上に置いて暴れる様子を撮影した。 その場にいたリセッテ・エルモシーシャさんはナショナル ジオグラフィックに対し、Eメールで「あんなものは見たことが

    【動画】深海魚のヌタウナギ、驚異の7つの異能力
    anguilla
    anguilla 2017/07/15
    興味が出てきた。すごい。
  • 「死のピラミッド」で謎のトンネルを発見

    トンネルは、月のピラミッドとその前にある月の広場の地下で発見された。(Photography by MACDUFF EVERTON, National Geographic Creative) メキシコシティの北東に位置する古代都市テオティワカン。その有名な巨大ピラミッドの地下で、考古学者が秘密のトンネルを発見した。(参考記事:「テオティワカン「月のピラミッド」で死の儀式の痕跡を発見」) トンネルは、この古代都市で2番目に大きな建造物である「月のピラミッド」(最も大きいのは「太陽のピラミッド」)の地下で見つかった、とニュースサイト「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」は伝えている。発見した考古学者らは、トンネルはおよそ2000年前に現れた先コロンブス期の文明(後にこの地を支配したアステカ以前にあったと考えられる文明)の信仰において地下にあるとされた死後の世界を表現したものかもしれないと

    「死のピラミッド」で謎のトンネルを発見
  • 【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    グリズリー(ハイイログマ)は北米に生息するヒグマの亜種で、ぎゅっと抱きしめたくなるようなペットではない。けれど、たくましい母グマがもふもふの子グマ2頭を背に乗せて湖を泳いで渡る様子を見ていると、そんな常識が揺らぐだろう。 子グマを背負って泳ぐ母グマの映像を撮影したのは、米国アラスカ南西部のウッド・ティクチック州立公園で働くデビッド・ローズマン氏だ。場所は公園内の湖だった。(参考記事:「キツツキに乗るイタチ、クジラに乗るイルカほか、動物おんぶ写真一挙掲載」) 「ボートでロッジに向かっていた私は、前方に何かが浮いていることに気がつきました。30メートルも離れていなかったと思います」とローズマン氏。 氏が公園で働くようになってから21年になるが、子グマが母グマの背に乗って川や湖を渡る姿を見たことは一度もなかったという。(参考記事:「【動画】子グマ3匹が川に流された!そのとき母は」) ヒグマはがっ

    【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    anguilla
    anguilla 2017/07/04
    良い。
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。 その後、警察官がさらに驚くべきものを発見した。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。 理由はすぐにわか

    イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
    anguilla
    anguilla 2017/06/28
    多くはないといえ、結構あるんだなぁ。
  • ヌーの大量溺死が川を育んでいた、研究発表

    アフリカの草原を毎年、大移動するヌーの群れ。その大量溺死が、タンザニアとケニアを隔てるマラ川の貴重な栄養源になっていることが判明、学術誌「米国科学アカデミー紀要」に発表された。 大移動の意外な脅威 ヌーは群れをなし、タンザニアとケニアにまたがるサバンナを、巨大な円を描くようにして移動する。その数は100万頭以上、距離は1600キロに達し、行く手にはワニやライオンといった捕者たちが待ち構えている。(参考記事:「動物大図鑑 ヌー」) しかし、陸上を移動するヌーにとって、意外にも大きな脅威となっているのが溺死。大挙してマラ川を渡る際、多くが流れにさらわれて命を落とすのだ。 毎年、100万頭以上のヌーが円を描くように東アフリカの草原を大移動する。その際、数千頭のヌーがマラ川を渡りきれずに命を落とす。(PHOTOGRAPH BY NORBERT WU, MINDEN PICTURES, NATIO

    ヌーの大量溺死が川を育んでいた、研究発表
    anguilla
    anguilla 2017/06/23
  • ウナギ闇取引を摘発、親玉は「ウナギ漁の父」

    「特別レポート:米国ウナギビジネスの闇」の1回目。アジアのウナギ需要がきっかけで、米国でもゴールドラッシュならぬ「ウナギラッシュ」が勃発、闇取引も横行している。米国東海岸のウナギビジネスを追った。 第2回 ウナギ版ゴールドラッシュに狂奔する漁師たち 第3回 米国のウナギビジネスに未来はあるか(6月22日公開) 米国メーン州バガダス川を遡ってくるシラスウナギを、アルバ・ウェンデル氏(43)が、タモ網でリズミカルにすくっていく。白い光だとシラスウナギが驚いて避けるため、緑のヘッドランプを使っている。「見えていなくても捕れますが、見るのが好きなんです」と話す。(PHOTOGRAPH BY SARAH RICE, NATIONAL GEOGRAPHIC)

    ウナギ闇取引を摘発、親玉は「ウナギ漁の父」
  • 【動画】サンゴ食べる魚の謎解明、ヌルヌルの唇で

    【動画】粘液を分泌する唇を使って、クロベラの一種(Labropsis australis)はサンゴの肉をべることができる。 自撮り写真を撮る際に、唇を突き出した表情を作る人はよくいるが、熱帯魚の中には、生存戦略として唇を突き出しているものがいる。 6月5日付けの科学誌「Current Biology」に発表された論文によると、インド洋や西太平洋にすむクロベラ属の一種(Labropsis australis)は、粘液でヌルヌルとさせた唇を武器に、毒針を持つサンゴをべているという。 サンゴは一見、やわらかくて害がなさそうに見えるかもしれないが、餌にするには手強い相手だ。サンゴの骨格は先端が鋭く尖っており、その上に被さる体は、無数の毒針と粘液で覆われている。こうした理由から、論文によるとサンゴ礁に生息する約6000種の魚のうち、サンゴをべる種は128種しか報告されていない。およそ98パー

    【動画】サンゴ食べる魚の謎解明、ヌルヌルの唇で
  • 新種の寄生バチを発見、宿主を操り頭を食い破る

    新たに発見されたクリプトキーパー。どうやって宿主を操っているのかは、まだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY ANDREW FORBES, UNIVERSITY OF IOWA) 新たな寄生バチが発見された。その悪魔のような生態から、混沌を司るエジプトの神セトにちなんでEuderus setと学名が付けられた。通称はクリプトキーパー。“棺の番人”という意味だ。 米国南東部に生息するこのハチは、別の寄生バチであるタマバチの仲間Bassettia pallidaが作った「虫こぶ」に卵を産みつける。虫こぶは、寄生バチの幼虫などが木の一部をふくらませて作る突起で、このタマバチはカシの木に虫こぶを作る。(参考記事:「虫こぶ――虫がつくった究極の芸術作品」) 虫こぶに産みつけられた卵が孵化すると、クリプトキーパーの幼虫は自力でタマバチに寄生してその体を乗っ取り、木に穴を開けて外へ出ようとする。

    新種の寄生バチを発見、宿主を操り頭を食い破る
    anguilla
    anguilla 2017/05/28
    寄生バチに寄生するハチかぁ。おもしろい。
  • 第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった

    さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、

    第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった
  • 【動画】ライオンが奪ったカメラに写っていたのは

    ネコと同じように、ライオンの母親も子どもをくわえて運ぶことがある。そんな子ライオンの気分を味わえる動画が公開された。「よだれでベタベタだよ」と泣き言のひとつも言いたくなるかもしれない。 動画に映っている2頭の雌ライオンは、ともに推定4~6歳。少なくとも1度は子どもを産んでいるだろう。実際、最初のライオンは乳が出ているように見えることから、この群れには1、2頭の子ライオンがいて、このGoProカメラと同じように唾液まみれにされているにちがいない。(参考記事:「【動画】川で遊ぶクマを至近距離で撮影した」) ガイドで野生生物写真家のクリストフ・シェーマン氏がこの動画を撮影したのは2014年、南アフリカ共和国のクルーガー国立公園でサファリを先導しているときだった。ライオンたちの通り道とおぼしき場所のわきにカメラを備え付け、離れて観察していると、この雌ライオンが方向転換してカメラに近づいてきた。 「

    【動画】ライオンが奪ったカメラに写っていたのは
    anguilla
    anguilla 2017/04/12
    くすぐったくなる。
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

    27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 第70回 香りは睡眠調節の名脇役?

    いわゆる人の五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚であり、これら感覚刺激を受け取る人体の器官(目、耳、皮膚、舌、鼻など)を感覚器と呼ぶ。光や音などの知覚情報は感覚器からそれぞれ固有な神経伝達路を通って脳に送られる。 私たちの身の回りには五感を楽しませてくれるさまざまな物品がある。聴覚には心地よい音楽、視覚には素晴らしい風景、触覚には肌触りの良い衣類や調度、味覚には思わず舌鼓を打ちたくなるような珍味、そして嗅覚には香しい薔薇(ばら)など。 私たちの睡眠は日常の生活で受け取る感覚刺激の影響を大なり小なり受ける。その中でも睡眠に最も強く影響するのは目から入る「光」である。日の出や日没、夜間照明などの外界の明暗情報は睡眠リズムの調節に絶対的な影響力を及ぼす。 細かい話になるが、睡眠リズムを調節する光は目から入るにもかかわらず、専門用語では「非視覚性作用 non-photic effect」と呼ばれ

    第70回 香りは睡眠調節の名脇役?
  • 第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか

    さんは東大教養学部がある駒場キャンパスの准教授なので、大学に入ってほやほやの1年生の講義を受け持つことがある。その時のエピソードをもって、まず想像してほしい。 「駒場の1年生の心理学の講義で、最初にやるんですよ。血液型性格判断がいかに正しくないか、科学的じゃないか。でも、結構な数の子があれでショックを受けちゃうんですよね。今まで信じてましたって。でも、サイエンスとしての心理学の講義をとる以上、そこのところはちゃんとしてほしいです。血液型性格判断は、もう100パーセント非科学的なんですけど、ただ、血液型性格判断を信じてしまう人の心理っていうのは、おもしろい研究対象ではありますね」 血液型性格判断については、もう信奉する人が度を越していて、ぼくもうんざりなので、四さんのこの姿勢には大いに共感する。それが「正しくない」「科学的じゃない」理由については、稿のカバーする範囲ではないと思うの

    第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか
    anguilla
    anguilla 2017/02/18
    脳の性差はあるかもしれないが、個人差のほうがずっと大きいと。
  • 頭が2つあるサメの報告が世界で増加、原因不明

    2008年にオーストラリア沖で捕獲されたヨシキリザメの子宮内で見つかった双頭の赤ちゃんザメ。(PHOTOGRAPH COURTESY CHRISTOPHER JOHNSTON) 双頭のサメなど、映画の中の作り物のように思われるかもしれない。けれども科学者によると、そうしたサメはたしかに実在し、しかも、世界中で発見例が増えているという。 2013年には、フロリダ沖で捕獲されたオオメジロザメという胎生のサメの子宮内から双頭の胎児が見つかって話題になったし、 2008年にはインド洋でも双頭のヨシキリザメの胎児が発見されている。 2011年には、カリフォルニア湾内とメキシコの北西沖で捕獲されたメスのヨシキリザメの子宮内から発見された双頭の胎児を詳しく調べた論文も発表されている。実は、これまでに双頭の胎児が発見されているサメのほとんどがヨシキリザメだ。2011年の論文で研究チームを率いたメキシコ国立

    頭が2つあるサメの報告が世界で増加、原因不明
  • マザー・テレサが「聖人」に認定、疑問の声も

    1989年、インドのアッサム州にある宣教者会の施設で、一般市民の歓迎を受けるマザー・テレサ。(PHOTOGRAPH BY RAGHU RAI, MAGNUM PHOTOS) 慈善活動に尽力した修道女の故マザー・テレサが9月4日、カトリック教会が認定する「聖人」の列に加えられた。ローマ教皇フランシスコが、その列聖式をバチカンで執り行った。(参考記事:「バチカンは変わるか? ローマ教皇の挑戦」) 1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、以前から「貧民街の聖人」と呼ばれ、インドのコルカタ(カルカッタ)で病や貧困に苦しむ人々の救済に生涯を捧げたことで広く知られている。 カトリック教徒に限らず多くの人々の尊敬を集めていたマザー・テレサだったが、その列聖に関しては批判的な意見がなかったわけではない。 世界中から愛され、恵まれない人々への奉仕を象徴する存在として、米国のロナルド・レーガン元

    マザー・テレサが「聖人」に認定、疑問の声も
    anguilla
    anguilla 2016/09/08
    奇跡を起こさないと聖人にはなれないのかぁ。
  • クジラに乗ったイルカの写真が話題

    Dolphin RIDES ON THE SNOUT of humpback. Pics by L Mazzuca & M Deakos, technical paper too https://t.co/MAq7dKSBDg pic.twitter.com/6TUL6maGBS — Darren Naish (@TetZoo) 2016年9月2日 イルカを乗せたクジラの写真がネットで話題になっている。 これらの写真は2004年と2006年に米国ハワイ近海で撮影されたもの。いずれもザトウクジラがハンドウイルカを乗せており、その後研究者らが論文として報告した。 研究者はこの現象が起きた理由として3つの可能性を検討した。クジラが攻撃的になっていたか、クジラがどうにかしてイルカを助けようとしていたか、クジラもイルカも遊んでいたにすぎないかである。 クジラが水中からゆっくり浮上してイルカを持ち上げ

    クジラに乗ったイルカの写真が話題
  • 肛門の起源の定説白紙に、クシクラゲも「うんち」

    エイリアンのような外見のクシクラゲは、見た目はクラゲと似ているものの、まったく別の動物だ。大きく異なるのは、クラゲがひとつの穴から事も排泄も行うのに対し、クシクラゲは口とは異なる肛門孔をもつ点で、これがその様子を初めて撮影した映像。新たな研究によると、きわめて根的なところで、クシクラゲと我々には共通点があるのかもしれない。(肛門孔から排泄する様子は1:10前後から。字幕解説は英語です)(Video courtesy William Browne) 肛門の起源について、定説はこうだ。かつて、あらゆる動物の祖先はただの塊に口がひとつあるだけの単純な生物で、その穴で事も排泄も行っていた。しかし、長い時を経て、体が細長くなるとともに、口と反対の端にもっぱら排泄を行う肛門ができ、口と肛門の間には消化管のある動物があらわれた。 この定説は、現生の動物を観察した結果生まれたものだ。植物と勘違いされ

    肛門の起源の定説白紙に、クシクラゲも「うんち」
    anguilla
    anguilla 2016/08/26
    クシクラゲはクラゲじゃなかったのか。
  • 世界で増える野鳥の奇形、原因は新種ウイルスか

    米アラスカ州ホーマーで見かけたアメリカコガラ。鳥ケラチン障害に特徴的なくちばしの奇形が見られる。アラスカで1年を過ごすアメリカコガラは、この奇形が起こると羽づくろいができなくなり、餓死か凍死に至ることが多い。科学者たちはこのほど、アラスカ内外に広がっていると思われるウイルスが原因ではないかと発表した。(PHOTOGRAPH BY MARTIN RENNER) 米国アラスカ州にいる数千羽の野鳥で、くちばしが異常に伸びて湾曲する奇形が確認されている。この原因は長らく不明だったが、最新のDNA分析技術を用いた分析により、20年来の謎が解明に近づいている。 分析の結果、コガラウイルス(poecivirus、コガラ属のウイルスの意)という新種のウイルスが、コガラやカラスなどの鳥にくちばしの奇形を起こしている可能性があると判明した。くちばしがゆがんだ箸のように交差してしまうこともあり、そうなると餓死し

    世界で増える野鳥の奇形、原因は新種ウイルスか
  • 約400歳のサメが見つかる、脊椎動物で最も長寿

    別の調査のため、タグ(標識)を打たれてからリリースされたニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)。グリーンランドのウマナック・フィヨルドで撮影。(photograph by Julius Nielsen) 北大西洋に生息する大型のサメ、ニシオンデンザメが400年近く生きることがわかり、デンマーク、コペンハーゲン大学の博士研究員であるユリウス・ニールセン氏らが科学誌「サイエンス」に発表した。 ニシオンデンザメ(Somniosus microcephalus)は体長5~6メートルにも成長する一方で、1年に成長するのは約1センチと遅い。そのため長寿であると推測されていたが、軟骨しかもたないサメには石灰化する骨などの組織がないため、従来の方法では簡単に分析できず、その年齢や寿命は謎に包まれていた。(参考記事:「【動画】超貴重!巨大深海ザメの撮影に成功」) 今回、ニールセン

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