トルコのクーデター後の反対派粛清の素早さに驚く。国民が投票で選ぶ「民主制の国」で、こういうことが起きるのはなぜだろう。 トルコの『クーデター未遂事件』は、「政府側が予測していたが、阻止せず、関与したものや、賛同していた反勢力を一気に粛清している」という説が事実に近いような気がする。 クーデターに参加した兵士や関係者は早期につかまるのは分かるが、それ以外の逮捕者や公職追放者の数があまりに多く、かつ迅速である。政府に批判的な人々をあらかじめ調べ上げていたに違いない。それにしても、つい最近まで「オリンピック開催地」を争い、日本の原発の購入を決めるなど、都合5回も「安倍総理」が訪問している『友好国』であるのに、なぜだろうと不思議にも思える。選挙で選ばれる「民主的な普通の国」で、こういう事態が平気で起こっている。 BBC news トルコで先週末に起きたクーデター未遂事件を受け、エルドアン大統領率い