「小6のときレイプされて。そのとき車のなかでそのおっさんが……って歌っていた」大森靖子が激白した衝撃の半生 昨年10月に第一子を出産したばかりのシンガーソングライター大森靖子。2月18日には赤坂BLITZでワンマンライブを行い、さらに3月23日には新しいアルバム『TOKYO BLACK HOLE』をリリースするなど、出産直後から精力的な活動が注目を集めるが、そんな彼女の壮絶な半生を詩人・作家の最果タヒが本人から聞き取り、文章化した本『かけがえのないマグマ〜大森靖子激白』(毎日新聞出版)が話題だ。 吉田豪氏は「週刊新潮」(新潮社)2016年3月3日号に掲載されたこの本の書評で〈これは現代の少女版『成りあがり』と言っていい本なんだと思う。矢沢永吉に憧れて人生が変わった男が続出したように、これを読んで人生が変わる女の子が増えていくのが楽しみであり、ちょっぴり怖い〉と綴っているが、まさしく、愛媛か
1972年から1973年、デヴィッド・ボウイがジギー・スターダストという名でポップシーンに旋風を巻き起こした時期、ミック・ロックは彼の公式フォトグラファーだった。(photo by Mick Rock) 「70年代を写した男」が著書「The Rise of David Bowie: 1972-1973」の写真の裏話を語る。 イギリス人フォトグラファー、ミック・ロックがタイミングを察知する完璧な感覚を持っていることは言うまでもないが、彼は一分の隙もない本能も備えている。 1970年代初期、彼はロンドンの「Oz」誌の編集部で働いていた頃、デヴィッド・ボウイという名のまだ新人と言えるアーティストのアルバム「ハンキー・ドリー」のプロモーション盤に出会った。ロックはこのアルバムに夢中になり、これがきっかけで2人はイギリスのバーミンガムで行われたボウイのコンサートのバックステージで会うことになった。そ
デヴィッド・ボウイは2015年10月、久しぶりに表舞台に帰ってきた。6話構成のヨーロッパの新ドラマ『The Last Panthers』に向けて書き下ろした、オリジナル・テーマ曲を発表したのだ。この曲は、『レッツ・ダンス』や『ヤング・アメリカンズ』のような特大ヒットは見込めないが、そもそもこれらはボウイの膨大な楽曲リストのなかでも極めて例外なのである。彼の作品のほとんどは、ラジオで流れることもなければ、カラオケバーで聞くこともない。しかし、爆発的にヒットしたひと握りの楽曲に劣らぬ、輝きがある。ローリングストーン誌は、ボウイの隠れた名曲を読者に投票してもらった。結果は以下の通り。 10位『ロックン・ロールの自殺者』 「人生で最も素晴らしいツアーのひとつだった」と、ジギー・スターダストの最後のコンサートで、ボウイはラストを締めくくる曲の前にこう語った。「今回のツアーの全公演のなかでも、特にこの
アイコニックなデヴィッド・ボウイのスタイルは、様々な世代のファンに影響を与えた。 デヴィッド・ボウイはあらゆる種類の異性装の達人だった。ジェンダーを曖昧にすることを恐れず、常に自分を作り替え続けてきた。そして生まれ変わるたび、彼の音楽とファッションを真似る若者に性別を問わず多くのインスピレーションを与えてきた。1970年、『地球に落ちてきた男』のジャケットではヴィンテージの洋服に身を包み女性のようなルックスの浮浪児に扮した。その1年後『ハンキー・ドリー』のジャケットにはグレタ・ガルボのような姿で現れた。伝説的な変容は他にもある。毛先を尖らせた赤毛に稲妻のようなのメイクを施したアラジン・セイン、ジギー・スターダストという名の過激なエイリアン、奇妙な厳格さを漂わせたシン・ホワイト・デューク。晩年のボウイは両性的な人々の最古老的存在になっていた。その変化は止まることなく、一世代以上に渡り男性がい
かまやつひろしは1970年代の前半、原宿の「ペニーレーン」や六本木の飲み屋などで、吉田拓郎とよく顔を合わせていたという。 当時の拓郎はフォークやロック、歌謡曲というジャンルの壁を越えて、変わりつつあった音楽シーンでひときわ輝いているアーティストだった。 それぞれの人間関係や人づき合いから自然に知り合った二人だったが、積極的に近づいていったのはかまやつひろしのほうだ。 ぼくは、なんとか彼と共演したくて、ことあるごとに「一緒にやろうよ」と、しつこく言い寄っていた。別にヒット曲が欲しいとか、ヘンな色気があったわけではない。だから拓郎も受け入れてくれたのだと思う。 自分とは全く違う音楽をやっている人間に、ぼくはその頃から興味があった。好奇心なのだろう。それがなくなったら、音楽をやっている意味がない。ただ食うためにやるのだったら、音楽なんて、もしかしたら、すごくつまらない仕事かもしれない。 とにかく
2012年9月18日ドロシーとデヴィッド・ボウイ 『私がずっと思っているのは、彼の歌声が男性ロックスターの中で一番だってこと』 (Photo: by Brian Rasic/Getty) およそ20年もの間、デヴィッド・ボウイのベーシストを務めたゲイル・アン・ドロシーが、惜しくもこの世を去ってしまったデヴィッド・ボウイとのコラボレーションと友情の思い出を回想する。 1989年のある日のイングランド。『The Corporate World』のプロモーション中のゲイル・アン・ドロシーとひょんなことから話すきっかけとなったデヴィッド・ボウイは、テレビのチャンネルを次から次へと変えていた。その日から数年経ったある時、ボウイはドロシーにその時に抱いた密かな気持ちを告白していた。「うわぁ、この女はすごく面白い。」そして「ぴったりなプロジェクトがある時には、彼女を起用したい」と思ったというのだ。 それ
そうだ録音してみよう! そんな軽いノリで始まってしまった連載企画がコレ! 現在絶賛部員を募集中のアスキー録音部の面々が、実際に録音にチャレンジしながら、何かを作り出していくことを目的とした、ゆるふわな情報バラエティー企画(となる予定)です。 詳細はこれから決まっていきますよ~! 第1回はギターアンプの録音。マイクを使って、俺のギターをカッコいい音で録音してみたいという録音部のボケ担当ホリさんの指示を受け。録音部員が集結。録音の基礎となるマイクの違いによる音の変化や、セッティングによる音の違いについて検証してみました! ギターアンプの音を録音しながら、マイクの違いで果たしてどこまで音に違いが出るかを検証してみましょう! 先生役はオーディオライターで、録音にも再生機器にも詳しい岩井喬さん。録音部の技術顧問として、これからも登場してもらう予定です!
By nicolas Valentin Institute of Diet and Health(IDH)という機関が2015年3月29日に「チョコレートがダイエットに効果的である」という論文を発表したところ、さまざまなインターネットメディアに掲載され、さらにはテレビで放送されるまでのニュースになりました。しかしながら、その論文の著者であるJohannes Bohannon氏が「チョコレートがダイエットに効果的である」という論文は壮大な釣りだったことを明らかにし、なぜ多くの人をだますような論文を発表したのか、そして世界中のメディアを釣り上げた驚きの方法を公開しています。 I Fooled Millions Into Thinking Chocolate Helps Weight Loss. Here's How. http://io9.com/i-fooled-millions-into-
ブライアン・イーノがソロ・アルバム『The Ship』から、初出し音源となるタイトル曲「The Ship」を公開した。 グラミー賞にもノミネートされた2012年作品『LUX』以来となるソロ・アルバム『The Ship』を4月27日にリリースするブライアン・イーノ。 21分を超えるタイトル曲「The Ship」は、アルバムのオープニングを飾るだけでなく、近年で最もメッセージ性が強い本作のテーマの中心に位置付けられる重要曲。繰り返し同じメロディーで展開していくイーノのヴォーカルを基盤に、遠くに聞こえる断片的な話し言葉や、イーノらしい電子音が、形容し難い不穏な雰囲気を生み出している。 ブライアン・イーノは、この曲について、以下のようにコメントを発表している。 ---------------------------------------------------------------------
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティの新しい名前、アノーニ名義でリリースされるアルバム『Hopelessness』がとにかく凄い アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティの新しい名前、アノーニ名義でリリースされるアルバム『Hopelessness』がとにかく凄い。 タイトルからして凄い。「希望がないこと」。 そしてもちろんそれ以上に音楽がとにかく凄い。 アノーニが歌い、Oneohtrix Point Neverとハドソン・モホークがサウンド・プロデュースしている。 つまりこのアルバムは、アノーニとハドソン・モホークとOneohtrix Point Neverの三者によるアルバムなのだ。 アントニーもOneohtrix Point Neverもハドソン・モホークも、個人的にピンポイント的にフォローし続けてきたフェイバリット・アーティストだから、このアル
3月21日(現地時間)に米Apple本社で行われたスペシャルイベントでは、「iPhone SE」と新型「iPad Pro」が発表された。 前者は片手で文字入力がしやすい4型ディスプレイに4Kビデオも撮れるカメラや高性能なA9プロセッサ、そしてApple Pay(日本非対応)などの先進機能を凝縮し、後者も9.7型ボディにApple Pencilのサポートや4つのスピーカーを含むiPad Proの特徴を詰め込んだ最新モデルだ。トピックの目玉は間違いなくこの2つだが、こちらの記事では既にいたる所で話題になっているこの2製品だけでなく、もう少し俯瞰(ふかん)した視点でAppleの最新発表を振り返ってみたい。 10億台のプライバシーを守るということ 技術者でない人でも楽しむことができる家庭用パソコンの世界を切り開いたApple。同社はまもなく4月1日で創業40年を迎える。そして現在、世界で稼働してい
水難事故の死から20年近く経った現在も、90年代を象徴する伝説的なシンガー・ソングライターのひとりとして愛されるジェフ・バックリィ。未発表音源/ライヴ音源等の追悼リリースが続く彼のディスコグラフィに、新たに加わったアンソロジーが『ユー・アンド・アイ』になる。作品の母体となっているのはデビュー作『グレース』制作の前=93年に行われたプロとして初のデモ・セッション。そのあまりにも短すぎたスタジオ・レコーディング歴の第一歩を捉えた貴重な音源であり、これまで「幻」とされてきたパズルのピースと言える。 1月に行われたロンドンでの試聴会には同セッションを企画した米コロンビアの元A&Rにして育ての親:スティーヴ・バーコヴィッツ氏がゲストとして登場、このセッションのDAT音源が見つかったいきさつ、レコーディング時のジェフの様子など、当事者ならではのヴィヴィッドな思い出を開陳してくれた。その話からも伝わった
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