2016年1月10日、デヴィッド・ボウイが亡くなった。2日前、69歳の誕生日にニュー・アルバム『★(ブラックスター)』を発表したばかりだった。死因は肝臓がんといわれている。18ヶ月の闘病を経ての死だった。 常に変化を恐れず、革新的な音楽を生み続けたボウイ。現代ポピュラー音楽史において無二のアーティストを失ったことは、計り知れない損失である。 「スペイス・オディティ」「ジーン・ジニー」「フェイム」「ヒーローズ」「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」「レッツ・ダンス」「ジャンプ・ゼイ・セイ」「ザ・ハーツ・フィルシー・レッスン」など、その名曲の数々は、これからも聴き継がれるだろう。 彼のラスト・アルバムとなった『★』もまた、妥協のかけらもないマスターピース(傑作)であり2016年、あらゆるロック・リスナーの音楽プレイヤーを独占することになるに違いない。 『★』ソニー SICP-30918/現在発売中何