【海保職員「流出」】「議員が見た映像…逮捕しても公判維持は困難」一橋大名誉教授 - MSN産経ニュース
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、「自分が映像を流出させた」と上司に名乗り出た神戸海上保安部（神戸市中央区）の海上保安官の男について、警視庁捜査１課が１０日、国家公務員法（守秘義務）違反の疑いで事情聴取を始めた。 海保職員の聴取を受けて堀部政男・一橋大名誉教授（情報法）は「『職務上知り得た秘密を漏らしてはならない』と定めた国家公務員法違反に抵触するかどうかが問題になるが、最高裁はその『秘密』は非公知かつ保護するに値すると認められたものに限ると判示している。ビデオ映像はすでに国会議員には放映されており、非公知性の点で『秘密』と言えるかどうかはなはだ疑問だ。逮捕したとしても公判維持をするのはかなり難しいのではないか」と話している。
沖縄「密約」、当時の局長認める…口頭弁論 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
元毎日新聞記者の西山太吉さん（７８）らが、１９７２年の沖縄返還を巡る日米交渉の「密約」に関する文書の開示を求めた情報公開訴訟の口頭弁論が１日、東京地裁であった。 対米交渉の当時の責任者だった吉野文六・元外務省アメリカ局長（９１）が原告側証人として出廷し、土地の原状回復補償費などを日本側が肩代わりした密約の存在を認めた。 日本政府の当事者が法廷で密約の存在を認めたのは初めて。日本側が負担をした理由について、吉野氏は「当時は米国の財政事情が悪くなり、日本政府に金銭を払うのが非常に困難になっていた」と説明した。 土地の原状回復補償費に関する密約を巡っては、西山さんが、その存在を示す文書の漏えいに関与したとして、国家公務員法違反に問われ、７８年に有罪が確定。核持ち込みの「密約」などと合わせ、現在、外務省の有識者委員会で存否などの検証作業が行われている。 吉野氏に職務上知り得た秘密を聞くことになる証
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