無印都市の社会学: どこにでもある日常空間をフィールドワークする 作者: 近森高明,工藤保則出版社/メーカー: 法律文化社発売日: 2013/08/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る コンビニとかショッピングモールとか家電量販店、パチンコ屋、ファッションブランド店を社会学的にフィールドワークしました、という本。でも、その「フィールドワーク」の大半が、「行ってみてなんとなく感じました」というだけなのね。 たとえばパチンコ屋にいったら、「周囲のプレーヤーや台をまじまじと見つめることは『パチンコ店のマナーにおいては重大なタブーである』」そうな(p.116)。ふーん、これってどうやって確認したの? アンケート? トラブルの記録でもあるのか? 何もない。なんとなく著者がそう思うということらしい。本屋でも人が見ている本を後ろからじーっと見たり、公衆便所でも人がションベンしてる
![近森他編『無印都市の社会学』:社会学の「フィールドワーク」って、小学生の観察日記ですか。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/920c3168ae9c2f5445db89d5e1a5fe8ea30f9322/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41wTVP0tXeL.jpg)