警視庁本部から保釈されて千葉県内の病院で療養している元プロ野球選手・清原和博被告(48=覚醒剤取締法違反の罪で起訴)が20日、謎めいた動きを見せた。病院前で待ち受ける報道陣に差し入れを行ったのだ。 日が暮れ、肌寒くなってきた午後6時過ぎ。テレビや新聞各社のカメラマン、記者ら30~40人が詰めている病院前の報道陣エリアに「清原被告に近い関係者」を名乗る男性らが、車の中から弁当30個分を運び出し、「食べてください」と差し入れを届けた。 中身は肉厚のカルビやハラミ、キムチやナムルが盛り合わせられた豪華な焼き肉弁当で、温かく作りたてだ。高級焼き肉店「叙々苑」のカルビ弁当(2500円)と似たつくりだが、箸袋や外装などには一切、店の名前は入っていなかった。 運んできた男性から詳しい経緯や真意を確認できなかったため、「本当に清原被告の差し入れなのか? 誰かのイタズラでは」「『保釈の時におわびしたい』とコ