ブレーキの付いていないピストバイクと呼ばれる競技用自転車で公道を走ったとして、平塚署は7日、平塚競輪場所属の男性競輪選手(33)に道路交通法違反(制動装置不良)容疑で交通切符(赤切符)を交付したと発表した。 発表によると、選手は同日午前10時過ぎ、同市虹ヶ浜の国道134号線をピストバイクに乗って走行していたところをパトロール中の同署員に摘発された。 選手はこの日、競輪場が工事中で練習できなかったため、違反と知りながら公道を走った。「プロとして申し訳のないことをした」と話しているという。 自転車で公道を走る際は、前・後輪ともにブレーキを装着する必要があり、違反した場合は5万円以下の罰金が科せられる。