ケニア・ナイロビ(Nairobi)の南東約220キロに位置するアンボセリ国立公園(Amboseli National Park)で、草を食べるゾウの親子(2013年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/TONY KARUMBA 【8月20日 AFP】アフリカで、年間出生数を上回るゾウが密猟によって殺されているとの調査結果が18日、米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)電子版に掲載された。過去最も詳細にわたって行われたという今回の調査によれば、問題はこれまで考えられていた以上に深刻である可能性が出てきた。 ケニアのサンブル国立保護区(Samburu National Reserve)で開発された精度の高い新たな調査手法を用いて行った調査の結果、ゾウの個体数はおよそ年2%の割合で減少していた。米コロラド州立大