米ニューヨーク(New York)で開かれたドッグショーに出場したセントバーナード(2014年2月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Timothy Clary 【11月26日 AFP】スイスの動物保護団体が25日、イヌやネコなどの愛玩動物を食用にすることの非合法化を求める請願書を同国議会に提出した。 動物保護団体「SOSシャ・ノワレーグ(SOS Chats Noiraigue)」の創設者で理事長のトミ・トメク(Tomi Tomek)氏はAFPの取材に対し、「スイス国民の約3%がひそかにイヌやネコを食用にしている」と語った。「特にルツェルン(Lucerne)やアッペンツェル(Appenzell)、ジュラ(Jura)の各地方やベルン(Bern)州で多い」という。 トメク氏によると、イヌ肉の大半はソーセージの原料とされているほか、イヌ肉に含まれる脂肪はリューマチの治療薬として利用されている。