2016年8月21日のブックマーク (1件)

  • 踊るダルビッシュの謎

    斉藤祐樹が日ハムに入団したため、以前にも増してダルビッシュ有のニュースが多い。 で、思い出したのが、レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳『リトル・シスター』(早川書房)。 フィリップ・マーローが怪しげな医者のところで薬入りの葉巻を吸わされ、 意識が朦朧とするシーン。 「私はダルウィーシュ教の教徒のようにくらくらして、おんぼろの洗濯機のように弱々しく、 アナグマの腹のように低くさまよい、シジュウカラのように怯え、義足をつけたバレー・ダンサーのように勝算を欠いていた」 意識朦朧にそこまで言うかというのがまさにチャンドラーだが、それはさておき、ダルウィーシュ教は気になる。 訳者による注では「熱狂的に踊ることで法悦を得るイスラムの神秘教団」とある。 ダルウィーシュとはイスラム神秘主義の修行僧のことで、 ダルビッシュ有のダルビッシュと同じ言葉である。 彼のおじいさんか誰かが修行僧だったのかもしれ

    aniram-czech
    aniram-czech 2016/08/21
    ダルウィーシュ教