シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん… “願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命とは?むかしむかし、長年子供を授からないことに悩むパン屋の夫婦がいた。ある日ふたりは、突然訪ねてきた隣に住む魔女から、その原因が魔女の呪いにあることを知らされる。そして、呪いを解くためには、青い月が昇る三夜の間に、4つのアイテム“ミルクのように白い牝牛”、“血のように赤いずきん”、“トウモロコシのように黄色い髪”、“黄金に光り輝く舞踏会の靴”を森から持ち帰ることだと魔女から告げられる。夫婦は、子供を授かりたい“願い(WISH)”という一心で、森の奥へと出かけて行く。また、同じ王国に住むおとぎ話の主人公たちもそれぞれの“願い(WISH)”を叶えるために、森に入って行く。おばあさんのお見舞いに行く赤ずきん。それを狙うオオカミ。お金を得るために大事な牛を売りに行く貧しい少年ジャック。王子