ホンダはデトロイトモーターショーで新型『NSX』を3年以内に販売すると発表した。気になるのは、2008年に開発中止が発表された幻のNSXとの関連性だろう。米国アキュラブランドを統括するホンダの福尾幸一常務執行役員は、「全く別のモデル」と説明する。 ホンダのスーパースポーツNSXは2005年に初代が生産を中止、V10エンジンを搭載するFRとして次期型の開発が進められながらも2008年には開発中止が発表され、多くのファンを落胆させた。今回、約3年の沈黙を破り発表された新型NSXは、ホンダの先進の4WDシステムを搭載するハイブリッドスポーツで、エンジンはミッドシップに搭載される。アーキテクチャーは大きく異なるこの2台だが、関連性はあるのだろうか。 福尾氏は「関連性は殆どない」と説明する。「(NSXコンセプトは)このパワートレーンだからこそ実現したデザイン」であり、2007年に公開されたコンセプト
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