『麻雀飛翔伝 哭きの竜』(まーじゃんひしょうでん なきのりゅう)は、能條純一の麻雀漫画。1985年から1990年まで『別冊近代麻雀』で連載された。 鳴き麻雀を信条とする竜と、竜の強運を追い求めるヤクザたちの織り成す人間模様を、ナレーション風の状況説明「のちに述懐す…」や、印象的なショットの連続で描かれた作品である。 通常、麻雀は“鳴く”と役(翻数)が減り、手の内の一部を明かすなどの不利な側面があるが、竜は意外とも思える“鳴き”で手役を完成させていく、あるいは相手からの捨て牌で見事に和了るという、ドラマチックな展開が見せ場のひとつとなっている。また、麻雀漫画にありがちな不正行為の類がほとんど無いのも特徴である[Note 1]。 麻雀劇画の流れを大きく変えた作品であり、OVA化、川本淳市(当時:川本淳一)主演で実写化もされた。 2003年から2004年にかけて『近代麻雀』にて連載された「覇王
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