スマートフォンの画面に突然、こうした警告を表示し、不要なアプリをダウンロードさせる手法が広がり、情報セキュリティー会社などは注意を呼びかけている。 スマホでインターネットを閲覧していると、警告とともにバイブレーションが作動。画面にはインターネット検索大手「グーグル」を偽装したロゴやスマホの機種名などが表示され、「ウイルスを削除します」の表示を押すと、セキュリティー対策をうたった特定のアプリをダウンロードするサイトに誘導される。 情報セキュリティー会社トレンドマイクロによると、実際にはウイルスに感染しておらず、アプリのダウンロード数に応じて、アプリ開発者から報酬を得る狙いだとみられるという。アプリは無料のものが多く、目立った金銭被害は確認されていない。 独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)には、不安に思った利用者から、今年7月以降、150件近い相談が寄せられているという。情報セキュリテ