家庭菜園で育てたニンジンってなんでこんなに可愛いのでしょうか。独特な葉のふさふさ感が良いのもありますが、根の色も豊富で、育ててみると必ずニンジンが好きになります。 愛らしさ満点のニンジンは、一般的な夏野菜・冬野菜とは播種(はしゅ)時期がズレるので、他の根もの野菜と比べてちょっとだけ敬遠されがちなのですが、虫も病気もつきづらく、栽培自体はとても簡単なので見ていきましょう。 土作り ニンジン栽培は1年目よりも2年目の畑の方がよくできる。という話を聞いたことがあります。明確な根拠は見たことがないのですが、確かに筆者の経験としても、ニンジンは連作した2年目以降の畑の方が成績が良かったと感じます。 ニンジンの種をまく時期は、大きく分けて年間に2回あります。一つは春まきの3月頃、もう一つは夏まきの8月頃。地域によってずれることはありますが、この二つの作型がメインになってきます。春まきの方が発芽は楽です