復習することの意味を感じていなかったが ここからは、私の実体験の話をさせていただきます。 毎年、中学生の生徒たちに伝えている話です。 私は、小6の終わりの3月に地元の進学塾に入塾しました。 塾長は東大を卒業後、何十年も指導をされている方でした。 その塾長が、当時、教えてくれた勉強法があります。 それは、「授業で学習した内容をその日のうちに繰り返す」というもの。 たとえば、「その日、塾で学習した英語の問題を帰宅後の寝るまでの間に、もう一度解くように」と言われていました。 当時、私は、その勉強法に関して半信半疑でした。 授業で解いたばかりなので、答えや解き方を覚えているため、復習することに意味を感じていなかったからです。 そうした理由から、当初こそその日のうちに復習をしていたものの、結局、いつしか復習することをやめてしまいました。