加藤桃子女流二冠(女王・女流王座)に里見香奈女流四冠(女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花)が挑戦する第6期リコー杯女流王座戦の五番勝負が10月26日(水)に開幕します。今期の女流王座戦には大きな記録がかかっています。加藤桃子女流王座が防衛すると女流王座獲得数が通算5期となり、史上初の「クイーン王座」という永世称号を得ることになります。一方挑戦者の里見香奈女流四冠も今回勝利すると2013年以来の女流五冠となり、史上初の女流六冠に向けて大きな一歩となります。まさに女流史上に残るような頂上決戦! 負けられない戦いがここにあります。 なお、2011年に創設された女流王座戦は過去すべての番勝負加藤桃子女流王座が登場しています。この棋戦を語るには欠かせない存在なのです。今回は加藤桃子女流王座のここまでの女流王座戦での活躍をご紹介します。 牧之原の天才少女 奨励会へ 加藤女流王座は静岡県牧之原市出身
関西奨励会7月第2例会は本日7月29日(月)、大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、里見香奈奨励会初段(21歳・森?二九段門下)が1局目、2局目に連勝し、12勝4敗で奨励会二段に昇段しました。奨励会二段の資格を得た女性会員は、里見が史上初めてとなります。 里見二段のコメント これまで2回チャンスを逃し、二段昇段に時間がかかっているので、絶対に逃さないように強い意志を持って対局しました。地元をはじめ、皆様があたたかく見守ってくださるので感謝しています。これから力強さが重要と感じているので底力をつける勉強を見つけ、次の目標に向かって1日1日を大切に頑張っていきたい。 昇段規定 初段~三段までの昇段は:8連勝・12勝4敗・14勝5敗・16勝6敗・18勝7敗 三段→四段(プロ棋士)年2回の三段リーグに参加し、1・2位の成績を取ること
皆さんは「将棋の本」という言葉を聞いてどんな本を思い浮かべるでしょうか。多くの方が、書店の将棋コーナーにあるような戦術書や棋譜集を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、将棋を楽しむ本はそうした専門書だけではありません。今回は、将棋や将棋界を題材にした小説にフォーカスを当て、4つほどご紹介したいと思います。 柚木裕子『盤上の向日葵』(中央公論新社) 柚木裕子『盤上の向日葵』(中央公論新社) まずはこちら、柚月裕子さんによる本格ミステリー作品。柚月さんといえば『孤狼の血』などの作品でも有名でしょう。将棋界を題材にした本書は、2018年の本屋大賞にもノミネートされました。 物語は3つの舞台を中心に進行していきます。まずは冒頭の、山形県天童市で行われている竜昇戦七番勝負最終局の場面。つづいてその4か月ほど前、埼玉県の山中で身元不明の死体が発見された事件の捜査シーン。そして最後に、龍王戦を戦う天
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