安城市は2日、第3子以降の保育園の保育料と幼稚園の授業料を7月から無料にすると発表した。1〜18歳が10〜12月に受ける季節性インフルエンザの予防接種には補助金を出す。いずれも2月の市長選で神谷学市長が掲げた公約で、予防接種料の補助は県内市町村で初という。市議会6月定例会に提案する。 無料化の対象になるのは、保育園500人で、今年度(7月〜来年3月)の対象保育料は6750万円、幼稚園240人で、対象授業料は9190万円。 予防接種は1回当たり1000円を、1〜12歳は2回分、13〜18歳は1回分補助する。10月初めに対象者全員に補助券を送る。平均接種率55%と見込み、補正予算案に3300万円を盛り込む。【安間教雄】 6月3日朝刊 【関連記事】 分散学習:高浜の中学生、毎日新聞社社長に質問 /愛知 岡崎市:勤務中職員喫煙 「実態調査せず」−−市議会 /愛知 東日本大震災:被災地