【安城・二本木保育園】 安城市ゆかりの童話作家、新美南吉に親しみを持ってもらおうと、同市立二本木保育園の保育士たちが、「南吉体操 ハイハイハイ!」を考案した。絵本でなじみがある「ごんぎつね」などの作品を歌詞に盛り込み、軽快なリズムに合わせて体を動かせるように工夫した。同保育園では6日の運動会でお披露目する。 ●作品覚えよう 歌詞に盛る 来年、南吉の生誕100年を迎えるのを前に、園内に「南吉プロジェクト」を立ち上げた。保育士が南吉についての理解を深め、子どもたちに伝えていくのがねらい。 体操は、学生時代に音楽活動や踊りのチームに入っていた若手保育士3人が中心となって、8月末から取り組んできた。 学生時代にバンド活動をしていた東海林雅人さん(24)が作詞を担当。絵本で目にする機会の多い「ごんぎつね」「でんでんむしのかなしみ」「手袋を買いに」を1〜3番の歌詞に取り入れ、南吉と南吉作品を