愛知県安城市は、中心市街地拠点整備事業計画を策定した。JR安城駅南側の更生病院跡地(御幸本町)とその周辺に図書館などの公共施設と、にぎわいを創出する民間施設などの整備を目指す。事業手法として、公共施設はPFI方式、民間施設・駐車場部分については定期借地方式を導入する見込み。12月末にも事業の実施方針を公表する予定だ。 同事業は、中心市街地の活性化やにぎわい創出などを目的に、2002年5月に移転した更生病院跡地を対象に「学び、健やか、交わり」の3機能を連携した拠点施設を整備する。 同計画によると、公共施設の情報拠点施設(延べ約8700㎡)は、ICT(情報通信技術)を駆使したハイブリッド型図書情報館(約7000㎡)を核に、交流・多目的スペース(約1500㎡)、旅券・各種証明対応窓口など(約200㎡)の機能を導入。事業方式はBTO(建設・譲渡・運営)によるPFI手法を採用する見通し。また、約