前回の記事に対し、読者さまから「一度すり減った軟骨は元に戻らないと思い込んでいました」といったコメントを多く頂きました。 軟骨再生の可否については、医療の世界でもさまざまな見解があります。 私自身、前回は説明不足のため少し誤解を与えてしまったのではないかと反省しております m(_ _)m そこで今回は予定していた内容を変更し、従来の見解と最新の知見について整理してみたいと思います。 《スポンサーリンク》 1.関節軟骨の構造と性質 2.軟骨は消耗品か? 3.「貧乏ゆすり」の効能について 4.エビデンスは不明確でも 1.関節軟骨の構造と性質 まずは、関節軟骨の構造について簡単にご説明します。 関節軟骨は、軟骨細胞と軟骨基質からなります。 軟骨細胞はあたかも「ぶどうパン」のレーズンのように、まばらに存在しています。 軟骨には血管が通っていないため、関節液(滑液)によって栄養を受けています。 細胞
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