「禍福」という言葉には「禍(=わざわい)」もあれば「福」もあり、半々である。往々にして人は禍に目を向けてしまいがちであるが、福だって半分もあるという前向きな考えが好ましいという意味。 上司:コップに半分の水が入っている。これを「もう半分しかない……」と落胆して見るか?それとも「まだ半分もある!」とポジティヴに見るか? 部下:はい……(あ~あ、また例の話が始まったよ)。 上司:コラ!君は今「あ~あ、また例の話が始まったよ」という顔だったぞ。 部下:いえ、そんなことは……決して……(ばれたか)。 上司:まあいい。実は私も今年からは「禍福は福がある」というシンプルな言い方に変えようと思っていたのだ。 部下:さすがです!「新しいことわざの世界」をお読みになっていますね! 上司:当たり前だ!優れたビジネスマンは必読だぞ! 禍福 小説 作者: 菊池寛 出版社/メーカー: Kindleアーカイブ 発売日
「人間は他人の人柄や性格を鑑賞する動物である」。このように考えると、様々な現象を上手く説明できる。 たとえば、ワイドショーやニュースに多くの人が夢中になるのは「芸能人の私生活を見たがるゲスな好奇心」からではなく「芸能人の人柄や性格を鑑賞したがっている」からであると考えれば、何となくすっきりする。 中間管理職が司馬遼太郎を読むのも、主婦が東野圭吾を読むのも、中学生がライトノヴェルを読むのも、幼児がアンパンマンを見るのも、みなフィクションを通して登場人物の人柄や性格を鑑賞しているのである。 人間とは何か (ワイド版 岩波文庫) 作者: マーク・トウェイン,Mark Twain,中野好夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1993/04/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る ブログも同様で、書いてある内容が素晴らしいかどうか、正しいかウソか、愚痴か自慢か、真面目
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