地図を見ているうちに、こじつけで「本当は怖い埼玉の地名」という本を書けるように思えてきた。地名を勝手に深読みして、解釈して、理屈をつけて怖がればいいのだ。 例えば川越。川越の「川」とは、三途の川を意味している。 この川を越えているということはつまり、死者を意味する。すなわちシティ・オブ・ザ・デッド、死者の街、それが川越なのだ。 まっぷる 埼玉 川越・秩父・鉄道博物館 '17 (まっぷるマガジン) 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部 出版社/メーカー: 昭文社 発売日: 2016/11/14 メディア: ムック この商品を含むブログを見る 入間というのも怖い。 人間にそっくりだが実は微妙に異なる複製人間、それが「入間」であり、やつらの巣窟が入間なのだ。恐ろしいことに「入間(イルマー)」どもは人間界を支配しようと企んでいる。 狭山も怖い。 通常、山は広々としている筈なのに、狭山はミステリアス