寝ようと思ったら眠れないのでまた起きてしまった。 id:otokinoki:20051201:p1の記述が大変に興味深い。 こちらでも調査をして裏づけをとる必要があるが、今、読んだ時点では(未来はわからないという前提を意識すれば)けっこう説得力がある。特に第三世代おたくライターの台頭という所はid:mae-9とかid:cherry-3dを見ていると妥当だといえるし。 ただ、彼らは基本的に東浩紀・大塚英志史観の延長線上で仕事をしている。ぼくが『波状言論』のスタッフをしていたときに彼らと話していて一番興味深かったところは、東さんとの共通点ではなく、OTAKU文化の理解に関する東さんとの相違点である。だから彼らには東/大塚理論とは違う観点から――端的に言えば、東さんのようにフランス現代思想をベースとした文芸評論的アプローチでも、大塚さんのような教養、歴史あるいはキャラクターの内面や成長、移行対象