オーストラリアのシドニーで武装した男が菓子店に押し入って客などを人質にして立てこもり男女2人が死亡した事件で、警察は、射殺された男がイスラム過激思想の影響を受けていた可能性もあるとみて動機の解明を進めています。 この事件は、オーストラリアのシドニー中心部のビジネス街で15日午前、武装した男が、カフェを併設した菓子店に押し入って客や店員など17人を人質にして立てこもったもので、警察は16日未明、店の中で銃声がしたことから特殊部隊を突入させ、銃撃戦となりました。 警察の発表によりますと、犯人の50歳の男は射殺されましたが、人質となっていた34歳の男性と38歳の女性が死亡し、警察官1人を含む4人がけがをしたということです。 今回の事件では、店の窓際に立たされた人質が黒地に白いアラビア文字で「アラーのほかに神なし」と書かれた旗を掲げさせられている様子が確認されていて、インターネット上には、この旗の