新聞を2紙以上購読している人は2000万円台の約半数。一方、500万円台は約8割が1紙に目を通すだけだった。購読紙は2000万円台では日本経済新聞が最多。地方紙を購読する人も約3割いた。500万円台の人が愛読するのは朝日新聞で、日経新聞、読売新聞と続く。 読み方にも違いがあった。最も長い時間をかけるのは、2000万円台で「経済(企業)面」「一面」「政治面」の順。500万円台は「経済(企業)面」「社会面」「地域面」だった。2000万円台、500万円台とも7割以上が一面から読み始めているが、テレビ欄から読む人が500万円台では1割程度いた。関心の対象や視野の違いがうかがえる結果だ。 利用率・信頼度ともに高いインターネットだが、その使い方には稼ぐ人と平均的な稼ぎの人で違いがあった。「仕事」「仕事以外」での利用時間をそれぞれ聞いたところ、500万円台は「仕事」より「仕事以外」での利用が50分長