ドラマなどのテレビ番組を見て、実際に舞台となったロケ地を観光してきた。読者の中にこういった経験をお持ちの方はいないだろうか。最近では、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」を見た視聴者が、ロケ地となった岩手県久慈市の観光に押し寄せ、復興を後押したことが話題となっている。岩手経済研究所の発表では、あまちゃん効果による観光客は対前年で約2倍となる68万人、岩手県内への経済波及効果は約33億円と試算している。視聴率も高く、大きな話題になったことから、これだけの経済波及効果があったと考えられるが、地域の活性化におけるテレビ番組の影響力はまだまだ大きいと言えよう。 このテレビ番組を見てロケ地を観光するという行為だが、ドラマに限ったことではなく、アニメでもよく話題に挙げられ、“聖地巡礼”と呼ばれている。聖地巡礼が一躍世間の注目を浴びるようになったのは、埼玉県久喜市の鷲宮神社である。アニメ「らき☆すた」
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