台風10号の接近を受けて赤羽国土交通大臣は4日の閣議のあとの会見で、記録的な大雨になるおそれがあるとして長崎県などにあるダムで事前放流を始めたことを明らかにするとともに、緊急災害対策派遣隊=TECーFORCEを派遣する準備を進めるなど災害対応に万全を期す考えを示しました。 そのうえで利水者と締結した協定にもとづいて長崎県の目保呂ダムなど9つのダムで事前放流を始めるとともに、ほかのダムでも放流の準備をしていることを明らかにしました。 また赤羽大臣は自治体とのホットラインの構築や緊急災害対策派遣隊=TECーFORCEを派遣する準備を進めるなど、災害の対応に万全を期す考えを示しました。 一方、梶山経済産業大臣も閣議のあとの会見で「停電や物流の停滞が懸念されるので、病院や水道設備など重要施設を管理する人には非常用発電機の点検や燃料の確保をお願いしたい。またマイカーを持っている人は燃料を満タンにして