バイデン政権発足後初めてとなるアメリカと中国の外交当局のトップの対面での会談が、日本時間の19日午前6時すぎからアラスカ州アンカレジで始まりました。 今回の会談は短時間で終わるとみられていた双方の冒頭発言が1時間以上にわたって行われ、メディアの前で強いことばで互いを非難し合ったり、会場を出ようとした報道陣を呼び戻して予定にはなかったとみられる反論をしたりする異例の展開となりました。 会場の様子や発言内容を詳しくお伝えします。 会談冒頭の発言は1人につき2分程度で当初は合意 アメリカ側によりますと冒頭の発言は当初、1人につき2分程度の短いものにとどめることで中国側と合意していたということです。 会談の冒頭、アメリカ側のブリンケン国務長官と安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は、2人で合わせておよそ5分ほど発言し、会談は予定どおり進んでいるかのように思われました。 ブリンケン国務長官は「