深夜にふと目が覚めるとだいたい、「ベステンダンク」という言葉が頭の中をぐるぐるしてゆきます。ああ、またか…となります。ずいぶん昔に流行った曲でこの単語を耳にしてから、意味がわからないままおっさんになりました。おっさん桃色の単語には無類の強さを発揮しますが、それ以外はてんでダメ。知ろうともしませんので、ちょくちょくこのような目に遭います。ぐるぐるするたび悶々とし、ややもすると眠れなくなりますが、そのような場合は「シローに1球、シローに2球…」と脳内伊東四朗の顔面にモヤッとボールを投げ続けるだけで、じきにぐうすか眠れます。しかも起きたらきれいさっぱり忘れているので、いつまでもちょくちょくこのような目に遭うのです。後悔はするのに反省はしない。振り返ると、そういう人生を歩んできました。そのことにまた後悔はするのに反省はしないという…。ともあれ昨日もぐるぐるしたのでボールを投げつけましたとも。でも眠