米オークションサービスのeBayでは、まもなく地域を細かく設定した検索が可能になる。これまでも「近くにあるアイテム」という検索方法があったが、比較的規模の大きな都市単位でしか検索できなかった。新サービスでは郵便番号をベースに、出品者の場所をより正確に特定できる。これにより、買い手側は、どのような場所からでも5マイル単位で、例えば「我が家から半径10マイル以内」というように検索範囲を自在にコントロールできるようになる。さらに、導入が完了すれば、"価格"や"時間"に加えて、"距離"による検索結果のソートも実現するそうだ。 eBayの他にも、Yahoo!やGoogleがローカルサービス強化に乗り出しており、今や"ローカルサービス"は次世代サービスのキーワードのひとつとなっている。だが、これらシリコンバレー企業がローカルサービスの開拓に熱心になるのを、不思議に思う人もいるのではないだろうか。意外と