働き方改革に成功した高校がある。 東北でも有数の進学校として知られる仙台二(宮城)だ。野球部は15年夏の県大会でベスト8、18年春季大会でもベスト8進出を果たしながら、選手たちは東北大、東大、京大、一橋大などに進学。文武両道を貫いている。 18年、文科省から「学校の働き方改革」が出ると、それに即し、学内で「部活動ガイドライン委員会」が結成され、ルール作りに取りかかった。金森信之介監督(35)もその1人。 「野球部は、土日で練習試合や公式戦もあるので、オンとオフのシーズンに分け計画を立てました」。 オフシーズンは木曜、日曜の週2日、シーズン中は週に1日が練習休み。 教員は年間105日、そのうち52日間は週1日、休みを取るというものだ。 https://www.nikkansports.com/baseball/column/baseballcountry/news/2021012600001