広島のドラフト1位、森下暢仁投手(22)が新人投手で一番乗りの完封勝利を決めた。5回2死まで無安打に抑えるパーフェクト投球をみせ、2安打11奪三振の快投で今季4勝目を挙げた。対阪神は3戦3勝と、早くも虎キラーぶりを発揮。新人投手の2ケタ奪三振&無四死球完封勝ちは球団史上初、セ・リーグでは61年権藤(中日)以来の快挙となった。 新人で2桁奪三振&無四球での完封勝利は球団初の快挙。佐々岡監督は「最後(無四球を)意識した中でしっかり投げきった。無四球で2安打。言うことなし」とたたえた。対阪神は3戦3勝。エース大瀬良に並ぶ4勝目を手にした怪物右腕。目標に掲げる新人王へ大きく前進した。【古財稜明】 https://www.nikkansports.com/baseball/news/202008140001180.html