若手選手を叱咤激励するためこのオフは「今の子たちはゆっくりやっている。そうやっていると消えるよと伝えている」と若手選手に厳しい言葉を並べることもあった。チームの勝利を考えるからこその言動だが、キャンプイン後は一転して助言を送ることはしていないという。 「(若手は)自分のことで精一杯なんじゃないですか。でも目的を持ってやっていると思う。昔は僕も(キャンプ序盤の)練習期間にどんどん聞きに行ってということはなかった。まずは自分のやろうと思うことをやって実戦で課題が出たときに聞くようにしていた」と、自身の経験からキャンプ序盤の現在は余計な口出し無用というスタンスを取っているのだ。