広島の菊池保則投手(31)が23日、広島市内で契約更改交渉を行い、2900万円から200万円ダウンの2700万円でサインした(金額は全て推定)。 昨年は自己最多の58試合に登板し15ホールドと躍進したが、今季は思うような結果が出なかった。守護神として期待されたスコットが開幕早々から不振に陥り、菊池保が代役守護神に指名。だが、救援失敗が目立ち、再び配置転換された。結局、44試合に登板したものの、1勝1セーブ4ホールド、防御率4.50と際立った成績は残せなかった。
昨年28試合出場は自己最少。「試合に出られればどこでもいい」。出番に飢えていた。バットヘッドを走らせるため、両手を数ミリ空けてグリップを握るようにした。開幕が延期になった期間はより離して意識付けした。「不器用の一番の強みは、はまったらやり続けられること」。全試合出場の12年から、遠回りして輝きを取り戻しつつある。 “朝活”の成果もある。同学年でエースの大瀬良が今年から始めた超早出のランニングに堂林も並走するようになった。体の準備だけでなく、トレーニングや練習で取り組むことを頭の中で整理する大事な時間となった。打席の中でも「球種うんぬんというよりも、自分の打席に集中力を持ってやれている」と胸を張る。 7回まで15残塁の拙攻という重苦しい空気を一掃。佐々岡監督は「一番打ってほしいところで、最高の形で打ってくれた」と殊勲者をたたえた。堂林は3回の同点打と合わせて5打点、さらに首位打者に踊り出た。
菊池保則 2010 *2登板 *2先発 1勝1敗*0H *11.0回 防4.09 WHIP1.09 2011 *2登板 *1先発 0勝1敗*0H **3.1回 防13.5 WHIP3.90 2012 *4登板 *4先発 1勝1敗*0H *25.0回 防2.88 WHIP1.40 2013 14登板 *5先発 1勝5敗*0H *33.1回 防6.48 WHIP1.83 2014 12登板 *8先発 4勝1敗*0H *51.1回 防4.03 WHIP1.13 2015 18登板 17先発 4勝5敗*0H 103.0回 防3.76 WHIP1.34 2016 *7登板 *4先発 1勝1敗*0H *22.2回 防5.16 WHIP2.03 2017 *7登板 *0先発 0勝0敗*1H **7.1回 防4.91 WHIP1.64 2018 *3登板 *1先発 0勝0敗*0H *13.0回 防1.38
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=046-20190506-13広島・菊池保 50試合登板をクリア「開幕前から目標にしていた数字」 「広島3-2阪神」(8日、マツダスタジアム) 広島のセットアッパー菊池保が50試合登板を達成した。 3-0の七回に2番手で登板。1死から梅野に中前打を許したが、続く代打・鳥谷を一ゴロ併殺に斬った。 1回無失点も「先頭を斬れたのは良かったけど、ボール先行になって、ヒットを打たれた。早めに追い込めるようにやっていきたい」と、試合後は反省を忘れなかった。 節目の50試合登板は「開幕前から目標にしていた数字を何とかクリアできた」と感慨に浸り、「残り試合も行けと言われたところでやるだけです」とフル回転を誓っていた。 https://www.daily.co.jp/basebal
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