【広島】三走・曽根が浅い飛球でギャンブル突入の決勝点 マツダでの令和初戦勝った ◆広島6―3巨人(3日・マツダスタジアム) 広島が令和初の本拠地での試合で粘り勝ちし、2連勝を飾った。3点リードの7回に三塁・安部のトンネルなど2失策が絡んで追いつかれたが、8回に、その安部が2号2ランを放つなど、3点を勝ち越した。 お立ち台には、決勝点の立役者2人が登壇した。8回1死一、三塁で左犠飛を放った西川龍馬内野手(24)と、生還した曽根海成内野手(24)だ。 浅い飛球からタッチアップした曽根について、三塁ベースコーチの広瀬純外野守備走塁コーチ(40)は「ギャンブルというか、勝負をかけました。(左翼)重信の捕球体勢、肩、送球の精度、(下位打線の)次打者、もろもろ全部含めて、フライが上がった途中から『いくぞ』と(指示した)。曽根を褒めてやってください」と説明。 西川も「曽根様に感謝です」と三塁走者をたたえ